はじめまして by B

はじめまして。今回、世代の違う眼科医(A先生と私B)が思ったことを書きこむブログを作成しました。宜しくお願い致します。

私、Bは所謂、第二次ベビーブーマーであり、中学受験から大学受験まで常に「史上最多」という環境で育ってまいりました。大学入学時には既にバブルは弾けており、4年制大学の同級生達は「就職氷河期」の真っただ中で、かなり割を食っていると思います。同い年の有名人は何と言ってもイチロー、あとソフトバンクの松中、楽天中村ノリといった所です。(全員プロ野球選手ですね・・)

今でもたまに高校時代の同級生達と飯を食べに行きますが、中高一貫の、世間一般でいうエリート校を卒業し、それぞれエリート大学を卒業しておりますが、皆幸せな就職をしているわけではないです。退職して浪人生活を送り、資格取得のために勉強している友達もたくさんいます。エリート大学を出ていてもこうですから、今流行りのニート的な人や派遣を介した期間労働者の方々も、一面では時代のせいなのかも知れません。ちょうど、今年から卒業する学生さん達の世代が、私世代と同じく逆風を感じながら生きていく世代になるのでしょうね。

私は幸い、医師になったお陰で就職難などは無縁でした。現在はとある地方都市で親の後を継いで開業医をやっております。

親の後を継いで開業というのは、よくうらやましがられますが、実際はそんなに甘いものではなかったです。色々な親子の確執や話し合いの末、ここまでやって来ました。今は3年たち、親父も私のことを認めてくれ、安定期に入ったと思います。

眼科は白内障をはじめ、手術によって治る疾患が多く、設備さえ整えれば(←ここが難しいですが)一人でも手術が出来ますので、開業してからも自分さえ頑張れば、有名病院に負けない医療を提供できる素晴らしい科です。親が眼科医だったので、自分も成ったわけですが、こんなにやりがいのある仕事につけて良かったと心より思います。

今後、手術のこと、医療問題のこと、政治のことなど、気が向けば書きこんで行こうと思います。

宜しくお願い致します。