謀略について(2) by A

今回、小沢さんは検察の取調べという段階に進みつつあるようです。本腰が入ってきました。小沢さんが会見で述べられていたように、「秘書が逮捕」ということは「秘書が悪いことをした」ということではありません。公判に持ち込まれ、有罪となって始めて罪が確定するのが、法治国家の慣わしのはずです。しかし、ここ日本では、マスコミの論調として、逮捕=犯人ということがあたりまえのようになってしまっています。これでは、検察の横暴を止めることができず、とても法治国家とは言えませんね。実はマスコミこそ検察、あるいは行政官僚の大切なツールなのです。

マスコミについて思い出すのはかのホリエモンこと堀江貴文さんです。堀江氏はフジテレビの買収という計画で、虎の尾を踏んでしまいました。その後の起訴、逮捕、そして有罪判決と、権力の思うままのストーリーになっています。こわいことですね。日本では権力に楯突くことはタブー中のタブーです。

堀江さん以外でも、村上ファンドの村上さん、北方領土鈴木宗男さん、外務省を追い出された佐藤優さんなどがすぐ思い出されますし、偽メール事件で失脚し自殺した衆議院議員や、殺された石井紘基氏なども陰謀の犠牲になった可能性があるとされています。

では、その権力とはいったい誰か?という疑問が当然湧いてくるでしょう。最近読んだ本によると、現政府は明治維新政府の続きで、約120年続いているそうです。そこで影響力を行使し、利権を得ている人たちがすなわち権力ということになりそうです。ただ、現政府は財政的にもうガタガタで、今回のアメリカ発金融恐慌を契機に本当につぶれてしまうかもしれないそうです。

ブログとはいえ、身元は調べれば分かるので、これ以上は書きません。以上、すべて本屋で売っている本の受け売りばかりです。念のため。