3/9オペ by B

現在、WBCで盛り上がっておりますね〜。何を隠そう、私Bは野球大好き人間でございますので、土曜日は必死こいて応援しておりました。土曜日は気持ち良かったです。今日も強敵韓国が相手ですが、必ず勝ってくれるものと信じております。

ただ、WBCは明らかにMLBの都合で決められている感じですね。日本代表監督を決定する際も、何故か読売巨人軍の意向が濃厚に反映している感じです。先日の謀略論でいうと、ナベツネさんは戦後日本を牛耳ってきた利得者の一人でしょうね〜。自民・民主の大連立騒動の際も、たかが新聞社のおっさんが何でこんなに力を持ってるんだ??と不思議に思いました。

本日は9件のオペです。自分の中では、週に10件以上オペが入っていると精神的に落ち着いておりますが、10件未満の時は何となく寂しい気持ちでございます。今週オペも一人がインフルエンザで倒れ、もう一人が身内の不幸ということで、2人キャンセルになりましたが、キャンセルが出ると素直に受け止めきれずに

「誰かに当院の悪口を囁かれて、他院で受けるのでは?」


などと、被害妄想のストーカーのような発想をしてしまいます!!まだまだ精神的な修行が足りませんね・・。

さて、先週IFISの方で皮質を残した話をしましたが、実はあの皮質がだんだん膨化してきて瞳孔にかかって来ました。さらに眼圧が高いとブログで報告しましたが、結局まるまる一週間高いままで、これは粘弾性物質残留だけではなく、皮質が溶けてきて炎症が遷延していると考え、本日は他眼のオペ日でしたが、両眼同時手術を行いました。

膨化した皮質はすぐに吸引できましたが、せっかくなので同時にサルカスに入れていたIOLをバッグ内に入れようとしましたが、結局断念しました。未熟でございます。

もう片眼も理論上はIFISであるはずですが、散瞳径は5mm前後であるものの、縮瞳もなく問題なくオペできました。

今日は瞼裂の狭い、アジア民族顔の方が多いのが印象的でした。1例で吸引付き開瞼器を使用しましたが、これを使用すると水たまり対策は万全ですが、瞼裂の狭いかたにはつけにくく外しにくいです。角膜切開でやっているので、特に外す際に、せっかく形成した前房が潰れてしまわないか、いつも心配します。