女医さんの問題について その2 by B

昨日、民主党の小沢代表が辞任を表明しましたね〜。小沢ファンの副島隆彦さんは切歯扼腕してるでしょうね。

正直、民主党は次の代表次第では、大きく後退するような気がします。小沢さんが代表なら保守票もある程度取り込めたはずですが、岡田さんになるとリベラル色が強すぎてちょっと・・という感じです。(永住外国人に選挙権を与える運動をされてますしね〜。選挙は当然、日本国籍の人のみで行われるべきと私は考えます)。

小沢辞任を最大限有効に活用するには、年金問題級の役所の怠慢事件を掘りだして来て、ミスター年金の長妻さんを代表に持ってくるなどがマスコミ受けは良いと思います。日本人は官僚叩きが大好きですし、民主党が勝つためには官僚政治の打破のみを全面に打ちたてるべきです。民主党右派なら野田佳彦氏あたりがフレッシュで良いかと思います。

一方の自民党はやはり保守を大事にせねばならないと思います。迎合して中途半端な事をするから、無党派層(の保守層)からソッポを向かれるのです。昨日、プーチン首相が来日しましたが(しかし、プーチンさんの眼光は、どうみてもヤクザの大ボスですね・・)、どういう果実を得てくれるのか楽しみです。小沢さんが金で北方領土を買うと言ってバッシングされてましたが、いくら向こうに100%の非があるとはいえ、ヤクザの大ボスからモノを取り返すのに、タダで返してくれる訳がないでしょう。小沢さんは正しいことを言ってると思います。

すみません!政治ネタを長々と書いてしまいました。女医さん問題の続きです。



「女性に働きやすい職場」をいくら整備しても、問題解決に至らないと感じる理由は、「日本の国柄」でございます。

そういう事をいう方々はすぐにスウェーデンやらノルウェーやら北欧の話を持ち出して来られます。しかしながら、北欧と日本では、人間の気質・生活習慣など全然違います。(ノルウェーは「パパ・クオータ」の制度なるものがあり、子供が産まれると(半強制的に)4週間も仕事を休むそうです。女性が働きやすい環境づくりの必要性 研修医から「パパクオータで4週間休みま〜す!」と言われたら殴ってしまうかも知れません・・・。)向こうで上手くいってるからと言って、日本で同様の事をしてもダメでしょう。

そもそも、女性自身が子供を産んだあと、最前線でバリバリ働くことを望んでいるのでしょうか?実際女医さんと話してみると、「本当はバリバリ働きたいのに、仕方なく非常勤をしている」という方は少ないです。勿論、そのような志向の方もおられるとは思いますが、少数派でしょう。逆に、常勤群の方が「結婚して子供が産まれたら、いつでも辞めたる!」と考えてます。

このことで女性を責めるつもりは毛頭ございません。むしろ当然でしょう。「個人」よりも「家」が優先される日本の嫁は、姑との兼ね合い、旦那のこと、子供の教育問題などなど、非常に忙しいのです。

医学部に入学した時は「立派な医師になり、患者さんを救う」という高邁な理想に燃えておられるでしょうが、それ以前に潜在意識内に「幸せな家庭を作りたい」という夢があるのだと推察いたします。素晴らしい!

しかしながら、医師を養成するために1人当たり3000万円の税金が必要とも言われております。医療崩壊が叫ばれてる現状で、少しお勉強が出来るだけで(軽々しく)「医学部に行こう」などとは考えない方が良いというのは言いすぎでしょうか・・・。

女医さんが、バリバリ仕事と家庭を両立させていくには、天地人ではないですが、「理解ある旦那さん」「御実家のサポート」「良好な嫁姑関係」など、いくつかの条件が必要になってまいります。そして何より、ご本人の多大な努力があるでしょう。両立されている人には本当に頭が下がります。しかし、どの世界でもスーパースターは極一部です。レアケースをモデルにして、「皆それが出来る」と考えない方が良いのではないでしょうか?

女性には女性にしか出来ない仕事があり、女性なればこそ、職業選択においては熟慮を重ねなければならないと考えます。

う〜む。やはりこの問題は書きだすと難しいですね〜。私の文章力のなさで、伝えたいことを伝えきれないもどかしさがあります。誤解を招くような書き方になっているかも知れません。またご意見あればお聞かせ下さい!