5/18オペ時の強度近視眼後嚢破損例の映像 by B

本日は白内障7例でした。オペは問題なかったです。ただ、うち1人が多焦点IOLの方で、術前アンケートで「おっとりタイプか神経質タイプか」という問いがあるのですが、そこで最も神経質の所にチェックを入れておられたのが、若干不気味であります・・・。症例は、バッチリ白内障があり、乱視も少なく、良い適応かと思いますが・・。

さて遅くなりましたが、先週の後嚢破損例の映像を供覧致します。

http://vision.ameba.jp/watch.do?movie=1618528

改めて見ると、最後の核片吸引時ではなく、エピヌクレアス吸引時にやっちゃっております。IAでの皮質吸引時にも破嚢部が拡大しておりますねぇ。

麻酔は点眼+前房内麻酔。

核にphacoを打ちこむ際、ビッショビショに水が掛かっておりますが、これは私の技術が未熟なせいで、硬い核の場合、いまだにバーンを起こすことがあるので、硬い場合はナースに創口に水をかけるよう教育しているためであります。

IOLはHOYA YA60BBR +6.0

毛様溝に挿入してますが、ど真ん中にはなっておりません。オビソートで縮瞳して許せる範囲であることを確認してオペを終了しております。

またご意見ありましたら、お聞かせ下さい!