各政党の公約出そろう by A

B先生、新しい事務職員が決まってよかったですね。きれいで可愛くて素直で賢い方だったらいいですね!?でも人は見かけによらないもの。あのノリピーが逮捕とは・・・、びっくりしました。私も密かにファンでしたから、もうショックです。でも、実は、10年も前から「薬箱」と呼ばれるクラブの常連だったとか。警察も夫より妻を狙っていたのでしょうか。わからないものですねぇ。

さて選挙もいざ本番となってまいりました。そして、各政党の「マニフェスト」が出揃いましたね。まあしかし、いずれの政党が勝っても、これが実行される保障はありません。どちらかといえば、実行されない可能性が高いです。

高速道路一部無料化や子供手当てはともかく、道州制について言及している自民党としても、本当に実現させるつもりはないでしょう。というか、抵抗が強くて不可能でしょうね。それが判っているからか、民主党はちょっと逃げています。道州制という言葉を避け、「直接負担金もひもつき補助金も廃止」としています。更に、地方も国も消費税はいじらないとも。

まあ、民主党案は現行の制度をそのままにということですので、橋下氏の思惑どおりの霞ヶ関解体にはほど遠いでしょう。自民党案にしても道州制は努力目標ということですので、実現性は薄い。どちらの政党も官僚のしたたかさ、存在感を熟知していますので、橋下氏の意見に唯々諾々とは従えないのです。

今のところ民主党が政権を取る可能性がすごく高いでしょうからそうなったとしてどうなるか?今朝の産経新聞に「民主党政権円高加速」と書かれています。アメリカ離れでアメリカ国債を買わなくなるからだそうですが、それだけの気概があるかどうか。

医師の数を1.5倍にと書いてあるのは、医学部の定員を増やすということですが、いきなりは無理でしょうね。それに、効果が出るまでには10年以上かかります。われわれには全く影響のない話でしょう。

保険点数の決定に関与する中医協の構成員20名のうち、保険側委員が7名、診療側委員が7名(医師5、歯科医1、薬剤師1)、公益代表6名となっていますが、医師5名のうち3名が日本医師会代表というのがおかしいと岡田副代表が言ってます。いわく、「開業医が自分の売り上げを決める」ということらしいです。

よく言われるように、勤務医の激務、医療崩壊を防ぐため開業医の売り上げを減らすという意向のようですね。このあたりがわれわれにとって最も関心のあるところです。

その場合の「調整」はどうするのでしょうか。まさか、病院に厚く、診療所に薄くということではないと信じたいです。重病に厚く、軽症に薄くということならば、われわれ手術開業医にとってむしろ追い風かもしれません。注目です。