自民惨敗民主圧勝 by B

いやはや、予想通りとはいえ、凄まじいまでの結果が出てしまいました・・。

私Bは、小選挙区、比例ともに自民党としたわけですが、8時からの開票1分後に、私の選挙区での応援候補敗北が報道されるという惨敗。日本中どこもかしこも民主党圧勝とのこと、小選挙区っちゅうのは恐ろしいものですねぇ。

うちの両親は「小選挙区は民主、比例は社民党」にいれたようです。親子でこんなに主義思想が隔絶しておりますので、継承開業時に大喧嘩するのも当たり前ですよね・・。

親父的には、「小泉の改革で医療が無茶苦茶になった。」との意見のようです。いわゆる小泉改革の負の側面から自民にお灸を据えるというパターンでしょうか。まぁ、息子の立場から言わせてもらうと、小泉改革で当院が窮地に立たされたわけではなく、自身の実力の低下が患者数減に繋がったのですがねぇ。「人のせいにしてはいかんよ」と口に出そうになりましたが、また喧嘩になりますので、グッと呑み込みました。

ただ、親父と話していると、1000円で受診し放題の旧き良き時代を経験しているため、年々患者負担が上がり来院患者数が減り、こちらの診療報酬も目に見えて減らされた三方一両損は、我慢出来なかったそうです。

昨日・今日のテレビを見ておりますと、本当にテレビメディアは大喜びしております。コメンテーターなども、「我々の努力が実って、ようやく政権交代の時代が来た。感無量だ!!」みたいな事を公言してはばからない人もおられます。しかしまぁ、ここまであからさまで良いのでしょうかね。彼らにとっては、政策論争に大きな意味はなく、政権交代そのものに意味を見出してるようです。

さて、民主党政権になったので、早ければ来年から、子供3人いる我が家も毎月、ガッツリ手当が振り込まれるようですね。子供が4人いるうちのナースは月に10万円収入アップです。それはそれで喜ばしいことですが・・。

前にも書きましたが、かなり旧社会党に近い政党です。A先生も指摘されておられましたが、確実に所得のあるところから増税していく方向になるでしょう。

あと、批判を恐れマニフェストに載せていなかった政策の数々・・・

国会図書館に旧日本軍の戦争犯罪研究機関(恒久平和調査局)を設置
●「戦時性的強制被害問題」と称する朝鮮人慰安婦への謝罪と賠償
在日韓国人の政治参加を目的とした永住外国人への地方選挙権付与
●同じく在日韓国人の国政参加を目的とした二重国籍の容認
部落解放同盟朝鮮総連既得権益を擁護する「人権侵害救済法」の制定
官公労自治労の求める公務員スト権の付与
社保庁の改革・解体を中止し、不祥事で処分された職員を救済
靖国神社に代わる無宗教国立追悼施設の建立
●国旗・国歌法の見直し(法案採決時に民主党議員の過半数が反対)
●「東アジア共同体」共通通貨の創設、最終的には国家主権を移譲
●中国のチベット・ウィグル弾圧を内政問題として正当化
●沖縄米軍基地縮小、米軍再編と日米地位協定の見直し
非核三原則法制化、米国に核先制不使用宣言をさせ「核の傘」からの離脱
文科省の解体と教員免許更新制度廃止による日教組の再建強化
日教組主導の教科書採択と教科書検定廃止による左翼偏向教育
ジェンダーフリー思想に基づく過激な性教育
●選択的夫婦別姓の実現
●放送行政を独立の委員会に所管させ政治的中立義務を骨抜き
(※2chのコメントより抜粋)

これらが実現しないようにしっかりとウォッチせねばなりません。

ご覧の通り、東京裁判史観に完全に洗脳されつくされ、日本の国柄を否定(破壊)し、日本をどこかの国に売り飛ばしたい売国奴垂涎の政策が並んでおります。勿論、これらは全て誤った政策であります。

ところで、自民党ですが、やっぱり麻生総理はナンバー1で輝くタイプではないですね。ナンバー2でこそ生きてくる人材だと思います。あのテレビでの憮然としたインタビューの受け答えは、大衆受けはしませんねぇ。自分のことを散々に叩きまくったマスコミに対する嫌悪感が心の底から滲み出ております。正直なのでしょうが、そこは捲土重来を期して、役者に徹して欲しかった所ですね。

私が期待する平沼グループ民主の風に吹き飛ばされて、わずか3人のみの当選のようです。計画が狂いました。

民主がこんなに大勝してしまっては自民・民主の保守糾合の大連立はないですね。来年参院選までに、保守政党立て直しを何としても図らねばなりませんが、おそらく今後、民主党系のスキャンダルがたくさん出てくると思います。その間隙を縫って、平成の坂本竜馬が今回当選した議員の中にいることを祈念しております。