近況報告 by B

最近、副島氏の新刊本を読みました。

あと5年で中国が世界を制覇する

なかなか考えさせられましたね〜。また詳細は、後日のブログで触れたいと思います。


新しく雇った、顔で選んだ新人は、僕が見込んだ通り、接遇系では言う事なし。男性患者の集客力はアップしそうです。事務仕事は1カ月たって、だいぶんわかってきたようで、何より診断書を書いてもらえるのは助かります(勿論、最終的には僕がチェックします)。まだまだ半人前ですが、未経験者でも若めを雇って良かったと思っております。

オペは愛用の稲村セッシが、ナースの不手際で2本も修理中・・。しかしMEテクニカの製品修理、いちいち英国まで船で送るのは止めて欲しいですねぇ。日本の職人さんでも絶対治せまっせ〜。悠に一カ月はかかります。

今日確信したのですが、愛用の三好チョッパーも一本、なんだか歪みが出てきているようです。見た感じはわからないのですが、感覚では明らかにおかしいっす。ナースに

「怒らへんから、落とした人、正直に手を挙げてみ〜」

と優しく言ってみたのですが、誰も落としてないとのこと。ほんまかいな・・。これも修理に出します・・。


シリコンオイル抜去後残存乳化オイルによる高眼圧ですが、その後もいたちごっこを続けております。IAで抜いて2日間くらいは15mmHg前後に落ち着きますが、3日以上経つとまたオイルが出てきて30以上の眼圧になります。隅角を見ましたが、上方隅角にツブツブの乳化シリコンがたまっております。癒着等はないので、やはり純粋にオイルによって高眼圧を呈しているようです。今日も洗浄(3回目)しましたが、また上がってくるようなら、もう一回、硝子体腔から洗った方が良いかもしれませんね・・。

乱視用IOLは4眼に使いました。なかなか良いIOLだとは思いますが、1例で術翌日、裸眼1.2(術前は皮質白内障で0.3矯正不能)でしたが、1週後0.6(1.0×S-1.0=C-1.0D Ax180)と、少し残余近視&乱視が出て、ちょっぴり不満顔の症例があります。HCLユーザーの方で眼鏡は持ってないので、HCLをしばらく外してもらってのIOLマスター再検を拒否された方です。

やはり角膜曲率が正確に測れてなかったのですかね〜。角膜乱視は2.5Dあり、形状解析でも明らかな瓢箪型の直乱視を示しておられたので、乱視用IOLの選択は間違っていなかったと思いますが、術翌日の見え方があまりにも良かったので、その落差にショックを受けておられます。

本日、もう片眼をやりましたが、両眼揃うことによって、満足していただけたらと思います。

後学の為、A先生にお聞きしたいのですが、乱視用IOL挿入眼のLASIKタッチアップは、普通にやって問題ないものなのでしょうか?


毎年ですが、秋分の日に出身大学医局の学会があり、今年も発表します。多焦点IOLネタですが、いつもながら、学会のスライド作りは辛いですねぇ・・。統計学的な検討をするのが面倒臭くて堪らない今日この頃です。

この学会が終われば、個人的にはホッと一息つけます。あとは、10月に地元の秋祭り、11月は1日日曜日、3日は文化の日なので、2日月曜日はオペを休み、診療を親父に任せて、2泊3日で石垣島に行く予定。

そうこうしているうちに、あっという間に年末になってしまいそうですね。