小栗旬について by B

鳩山首相が「CO2削減25%」を高らかに宣言いたしました。経済界は「なんちゅう事を宣言してくれたんじゃい!!」と迷惑顔でございますが、マスメディアは皆、称賛しております。

CO2と地球温暖化の関係が、明らかではないにも関わらず、ドンドンと電通中心のマスメディアとリベラル政治家が「エコエコエコエコ・・・」と連呼し、国策を誤った方向に導いているような気がしてなりません。

文藝春秋など月刊誌の論文では、何度も「CO2濃度と温暖化の関係性はない可能性が高いこと」、「大衆を煽動しECO利権を貪る利権屋の存在」、「京都議定書京都議定書 - Wikipediaの内容は、既にECO大国である日本の技術をタダで諸外国に提供させる噴飯ものの議定書であること」などが数々の知識階級から指摘されております。

しかしマスメディアはほおっかむりを決め込み、可哀そうなホッキョクグマの映像や、沈みそうなツバル島などの映像を流し同情心を煽って洗脳教育に勤しんでおります。


「地球は氷河期と間氷期を繰り返しており、今はたまたま間氷期」であることや、「コップに水が入っており、氷数個が浮かんでいてコップ一杯である。しかし氷は溶けても水はこぼれない」などの常識を小学校で習いました。

本当に国益を考えて発言したものか、疑問に思います。深謀遠慮があったうえでの発言だと信じたいですが・・。



あと、八ッ場ダムの問題。民主党は少しマニフェストに縛られすぎではないでしょうか?

「今後新たなダム建設は見直し、現在建設中のものは造成にかかる費用と中止にかかる費用を勘案して決定する」という事で、大多数の国民は納得すると思います。そもそも、マニフェストに書いてあったからって、誰も「八ッ場ダムの工事を絶対中止してくれ!」という思いで民主党に票を投じてませんって。

今まで散々、自民党政治を「ブレた!ブレた!」と叩いてきた民主党とマスメディアが引っ込みつかなくなっております。そもそも八ッ場ダムのある選挙区は自民党候補が勝利したのだから、民意も建設続行のような気がしますが・・。


そして、選挙前から指摘されてきた、リベラル政策、「永住外国人の選挙権」や「選択的夫婦別姓」の法案化が早くもニュースとして出てまいりました・・。いやはや、旧社会党支持者には堪らない展開でしょうねぇ。


ところで、NHK大河ドラマの「天地人」は見ておられますでしょうか?私Bは歴史ファンでありますし、直江兼続が主役という今までとは違った切り口なのに興味を抱き、久々に毎週日曜日の視聴が続いております!

このドラマの石田光成役の小栗旬が、実に素晴らしいです!!昨日の放送で残念ながら斬首されてしまいましたが、石田光成の持つ「アンニュイさ」「豊臣家への強力な忠誠心」「でも、官僚的なので、他の武将に人気のないところ」「秘められた男気」などの全ての要素を見事に表現してくれました。いやぁ素晴らしかった!

紋切型の「涙もろくて熱い男」を演じる妻夫木くんの直江兼続だけでは、私の視聴はここまで続かなかったでしょう。

今までも、「小栗旬」という俳優を勿論知ってはおりましたが、ここまでの男であるとは存じませんでした。

彼は一介の若手イケメン俳優で終わらず、高倉健クラスの国民的俳優になると思います。


昨日の放送で、関ヶ原後、家康が本格的に豊臣家をないがしろにし出し、本当は豊臣家に対する忠誠心が人一倍旺盛なのに、光成憎さの余りに徳川方についた福島正則が、「本当は光成の方が正しかったのかも知れぬ・・・わしが間違っていたのか・・」と今更ながらに気づいてしまった場面がありました。


今回の選挙の選択について、多くの国民が福島正則的な感想をいだく事のないよう、民主党に深謀遠慮のあることを祈っております・・。