マスコミと報道 〜その壱:マスコミの習性〜 by B

最近、「なぜ、マスコミは本当の事を伝えようとせず、国益に反することばかりを垂れ流そうとするのだろう??」という事を良く考えるようになりました。

勿論、ニュース番組ですから、放送時間は決まっており、一つのニュースに対して報道できる時間は限られております。どの部分を切り取って視聴者に供覧するかは、それぞれの放送局の裁量内であるはずですが、結果的には、どの放送局も横並びと言いましょうか、同じような部分しか報道されません。

このブログでも再三指摘しておりますが、「たかじんのそこまで言って委員会」など極小数の例外を除けば、テレビ番組のほぼ全てがやや左寄り、良く言えばリベラルよりと感じます。

一昔前は、テレビや新聞で報道されなかった事実は、週刊誌や月刊誌に載るまで庶民は知る事が出来ませんでした。しかしながら、現在はインターネットによって、こちらの知りたい様々な情報を得る事が出来、お陰さまで大マスコミが報道せずに闇に葬り去ろうとしていた出来事を知る事が出来るようになりました。

例えば、「南京大虐殺が実際にはなかったこと」や、「従軍慰安婦問題は実際には軍が組織的に関与していなかったこと」などなどは明らかに判明しているわけですが(ネットでも書物でも、普通に入手できるもので判明します)、いつまでたってもグダグダと、これらの偽証事象が問題になり続けております。その一番の理由は、大マスコミが、リベラル派の主張ばかりを公共の電波を使って放送し、違う意見は、無視しているからでございます。

一方、田母神氏が、「日本は悪い国ではなかった」と言うと、皆、金切り声を上げてヒステリックに排除いたします。


Bは、元々、歴史大好き少年であり、漫画の偉人伝や「まんが 日本の歴史」などを子供のころから何百回も読んでおりました。おそらく中学入試の社会の点数は満点だったと今でも信じております。中高生くらいからは、司馬遼太郎作品に傾倒しており、所謂司馬史観、「明治までの日本は良かったが、昭和からは軍部の暴走でダメな日本になった」に思いっきり染まっておりました。鬼才小林よしのり氏が、「ゴーマニズム宣言」で司馬史観をボロッカスに言っていたのを目にした時、「今後は小林氏の本を一切買わんぞ!」と決心したのを思い出します。

ただ、小生の祖父は石井七三一部隊に所属していた医師であり、「自分にとっては、普通の気の良いおじいちゃんが世間で言われている、そんな悪い事をしたのか??」という疑問と幼少時から向き合っておりました。昔は「日本は悪い」という風潮の中からでしか、その事を考えられなかったので、結論は出ませんでしたが、自分で色々情報を調べていくうちに、「日本だけが悪いんじゃない。そういう時代だったんだ。」「むしろ先人達の努力のお陰で、今の先進国日本があるんだ。」と確信するようになってから、人生において一皮剥けたような気がします。

戦争で犠牲になった人には心から哀悼の意を捧げますが、いつまでたっても過去の事をほじくり返してグチグチ言っていても、時間の無駄でございます。左翼は良く「日本は戦後の清算をまだしていない、中韓に対し、公式に謝罪し償うべきだ」といまだに言っておりますが、そんなもんは百万遍謝っても、償いにはなりませぬ。過去を水に流し、未来志向で、やっていくしかないわけでございます。

しかしながら、我が国マスコミは、なぜかその理屈がわからぬようです。保守派の人がそういう事を発言すると、無視するかバッシングを行います。非常に不思議であります。


そこで、私はやっぱり、電通という、マスコミを牛耳る巨大会社が元凶なのではと考えておりました(捏造報道の宝庫であるTBSは電通出資比率が非常に高い放送局)。このブログでも触れた事があるような気もしますが、電通のトップ(=成田豊会長)はソウルで生まれ、中学校3年で日本に引っ越してこられた在日韓国人です。日本からは勲一等旭日大綬章をもらっておられますが、全く悪気なく母国韓国と日本の架け橋になろうとし、結果的に母国が嫌がる事柄は報道しないでおこうと思っても不思議ではありません。

昨年までのマスコミは、民主党政権擁立に向けて、なりふり構わず麻生バッシング自民党バッシングを続けておりました。

最近は2ちゃんねるなどでも、このような議論が豊富であり、これにキムヨナ選手を絡めて、あの採点結果にブーブー文句を言ってたら、韓国側が怒ってサイバー攻撃を仕掛けてまいりました。(しかし、日本の内向きのストレス発散用の掲示板を韓国の方が閲覧し、サイバー攻撃をしかけてくるとは、大人げないと思いますがね〜)

ところが、数年前を思い出してみると、それはそれで「電通小泉政権の癒着」が至る所で指摘されておりました(「電通 小泉政権」などで検索すると、ワンサカとヒットします)。曰く、「電通・小泉・アメリカがグルになって日本を益々対米追従さそうとしている」という論調が多かったですね。また、次の安倍首相の奥様が電通出身なので、安倍政権初期は「安倍もアメリカの手先」的な指摘が多かったです。

その後、自民党とマスコミの密月時期が終了し、徐々にマスコミ報道はバッシング一色に染まって行きます。その辺から「電通アメリカ・自民党」の関係はネット界で、あまり言われなくなりました・・・。ただ、この流れが、「反自民・反アメリカ→民主党への期待・礼賛」へと繋がって行ったような気がします。

そう考えると、現在の「電通在日韓国人外国人参政権民主党」という連想ゲームも、まさにブロガー達の戯言のような気もしてまいりますし、おそらく戯言にしか過ぎないと思いますね。


私は、朝、出勤前にみのもんたなどのモーニングワイドショーを見ていて、遅ればせながら、漸く気付きました!マスコミはとことん大衆迎合なので、支持率の数字によって報道のトーンが変わるのです。支持率バリバリの民主党政権初期は、こちらが不愉快になるほど「民主党ヨイショ」でしたが、支持率が低下しまくっている現在は、「民主党批判」に舵を切っております。

即ち、マスコミはある特定の勢力や人物の指示のもとに、世論を作りだそうとしているわけではなさそうです。世論の状況を見て、視聴率を取る為に迎合しているうちに大きなうねりを作りだし、全社をあげて「打落水狗」つまり「水に落ちた犬は打て」式の報道に繋がっていくようですね。

そして、左翼リベラル的な報道が多くなっている背景は、マスコミを構成している多数派のかたの年代(40〜50歳代)が、冷戦時代という、ある意味日本にとっては最高に平和な時代に青少年期を過ごし、「人類皆兄弟」「日本人さえ鉄砲を打たなかったら世界は平和」「世界は一つ、話し合いで全てが解決」というリベラルユートピア教育をふんだんに受けて、血肉となっておられるため、どうしても現在の保守的(右寄り)な発想に拒絶反応を起こしてしまい、理解できないからだと考えるに至りました。うちのお姉ちゃんがそういう年代です。僕とは、全く話が合いません・・。


またもやまとまりのない、ベリーロングブログになってしまいました。ここから、「立ちあがれ日本」党の話に移行していきますが、明日以降、書かせて頂きます。