戦国時代に突入〜織田信長はいるのか?〜 by B
本日のオペは白内障3件に霰粒腫1件の計4件。1例はIFISでした。
本日は新規開業予定の後輩Drが当院を見学に来ました。このご時勢ですから、開業後も色々苦労があるかと思いますが、ぜひ、自分の力を信じて頑張ってください。応援しております。
ところで、ついに舛添氏が新党を立ち上げました!なんと、改革クラブと一緒になってやるとのこと。改革クラブは郵政民営化選挙に敗れた落武者の集う政党で、かなりエキセントリックなスーパー保守政治家である西村真悟氏が有名ですね。正直、「たちあがれ日本」との親和性が高そうですが、舛添氏がそこと連携するとは、ビックリしましたねぇ。「たちあがれ日本」の時もそうでしたが、「郵政民営化」におけるスタンスで政策の親和性を探ろうとするのは、最早、古いということでしょう。
これで、「たちあがれ日本」、「日本創新党」に続く3つめの新党ということになります。いずれも「民主党政権打倒!」を旗頭にしている点は共通スタンスです。民主党・ルーピー鳩山政権のお陰で、日本沈没が現実味を帯びてきているのは、皆、肌で感じております。何とか、参院選で民主党の過半数獲得を阻止するために頑張ってもらいたいですね。
例のごとく、マスコミの論調は冷やかです。「自民党が崩壊に近づき、民主党を利するだけ」と言われておりますが、私はそのようには見ておりません。新党同士、擁立候補者が重ならぬように工夫をして戦えば、十分脅威になるはずです。
朝日新聞をはじめとする民主党応援マスコミは民主党政権が誕生した際、「明治維新」になぞらえておりましたが、あれから月日が経過し、全くそのような革命的な事を成し遂げられる政権ではなかったことが明白になりました。(正直、私は最初からわかっておりましたが)
まず、総理大臣がルーピーです。情緒的なお言葉ばかり発し、ご本人は熱い心をお持ちなのでしょうが、リーダーシップが致命的に欠如しております。一方、お隣の韓国の大統領は有能な人物なので、国威は大いに上がっております。現在は世界中が混乱しておりますので、強いリーダーシップを持った人間がトップにいるべきです。調整型では何も出来ません。
トップの人間がルーピーだと、必ず内紛・分裂状態に突入してしまうのは、人間の普遍的な性でございます。小さな城とは言え、開業クリニックでも同様です。現在の民主党が分裂しないのは、紛れもなく小沢一郎氏が君臨しているからであります。彼の政治生命が絶たれてしまうと、民主党は四分五裂するでしょう。
現在はまさに、戦国時代に突入しました。日本歴史上では、450年くらい前の状態ではないでしょうか。
自民党は足利家。もう往年の力は残っておりません。
民主党小沢一郎氏は乱世の三梟雄の一人、三好長慶ですかね〜。三好長慶はもともとは細川氏の家来筋だったのですが、実力でのし上がり、細川家、足利家をともに都から追い出し、一時は畿内を制圧いたします。小沢氏も、竹下登氏と共に田中角栄を裏切りました。また、選挙で勝つために、思想信条を容易に曲げ、いつの間にやら左シフトしているところなど、裏切り者の資質は十分に持っておりますねぇ。
現在の民主党は「政権交代だ!」とか言って喜んでおられますが、まぁ、三好長慶が足利義輝を追い出して畿内を制圧した直後みたいなもんです。戦国時代の始まりでしかありません。光栄の名作ゲーム「信長の野望」ならシナリオ1です。三好家と同様、長慶氏(=小沢氏)の終焉とともに、滅亡です。
新党を立ち上げても「どうせ自民党出身者ばかり」「ミニ自民党がたくさんできる」などと揶揄されますが、戦国大名もはじめは、立場上は足利家の部下というところから始まります。その後、下剋上が起こってくるのではないでしょうか。現在の若手議員、もしくは今度の参院選に出てくる新人議員に、斎藤道三や毛利元就のような、野望バリバリのしたたかな男が必ずいるはずです。今度の参院選で、新党から立候補して勝利した、30歳代後半から40歳代の議員の中にいそうな気がしますね〜。「たちあがれ日本」などは、早くも現時点で「すぐに若手にバトンタッチ」と宣言しております。いやはや、候補者の発表が楽しみでございます。
今後、新党が乱立し、選挙で勝ったものは勢力を広め、負けた者は滅びて行くでしょう。選挙で勝ち続けた党が政権を取ったとき、その党首は、新しい日本のリーダーにふさわしい、戦国時代の覇者ということになります。逆に言いますと、大きな組織から、色々面倒をみてもらいながら当選を重ねているサラリーマン政治家は、最早不要でございまする。やはり、たくましい男が、日本のトップの座に座るべきです!!
現時点では、大阪府知事の橋下氏、もしくは名古屋市長の河村たかし氏が戦国時代の覇者になるような気がしております。織田信長も最初は尾張の統一から戦国大名人生を始めました。
更に今後、企業献金が禁止され、インターネット個人献金が主流になりそうですので、「会社」や「業界」との繋がりよりも、「個人的な人気」のある政治家が金を集めやすくなります。オバマ氏もインターネット個人献金で莫大な政治資金を有していたらしいですが、これは下剋上のチャンスですよ!!!
私は、インターネット個人献金が、税金控除の対象になったら、確実に保守政治家に献金しますね。
以上、Bの戯言でございました〜。