サイン号デモ by B

普天間問題では、社民党フクシマミズホ氏が、罷免という結果になりましたね。ルーピー鳩山首相の見通しの甘さ、無能っぷりは、ここで重ねて述べるつもりはございませんが、もう内閣はグッチャグチャになっておりまする。

アンチ民主党の私といたしましては、このまま参院選まで何とかルーピー鳩山氏が首相の座にしがみついて頂きたいところでございます。ルーピー&小沢氏が辞職し、前原氏・原口氏・野田氏らのフレッシュな松下政経塾メンバーが党首・幹事長になったりすれば起死回生の逆転ホームランを打てるかも知れませんね。特に野田氏あたりが党首になれば、私は一転、民主党を応援してしまうかもしれません。管氏・岡田氏などでは、反民主党の憎悪の念を消し止める事は不可能でしょう。

口蹄疫問題にしても、感染力は違うのかも知れませんが、自民党政権下の2000年に同様の流行が見られたのは、皆さま覚えておいででしょうか?その際は、即時100億の予算が組まれ、最終的に705頭の処分で鎮静化致しました。

それに比べて今回の民主党の対応の拙さは洒落になってないです。まず昨年秋、韓国で口蹄疫が発生したのに、民主党政権は友愛精神の表れか、米国のように無期限輸入停止措置もとらず、ノホホンと過ごし、今回のような大惨事を招いてしまいました。日本で発生してから数日経っても、何の対策もとらなかったわけですから、人災と言っても差し支えないです。

お肉屋さんの患者さんに聞いたら、宮崎の種牛達は、競馬の世界で言えば、社台ファームのエース級種馬達のようなものらしいです。つまり、サンデーサイレンスクラスの種馬が民主党政権の不手際でたくさん殺されるわけですから、宮崎の畜産業の方達の無念は測り知れませぬ・・・。

しかしまぁ、掛け声だけは立派な「政治主導」のお粗末さは目も当てられません。即刻、この政権は日本から退場願いたいです。まぁ、国民は前回衆院選挙で高い授業料を払わされたと思わねばやってられませんね。

ところで、bluesky1975先生に教えて頂いたフェムトセカンドレーザーを用いた白内障手術のwebビデオ、早速見せて頂きました!見ておられない方は是非一度ご覧になってください。→The LenSx® Laser System | MyAlcon.com

しかし、現在もフェムトセカンドレーザーはLASIKにて普通に使用されてきておりますので、白内障手術への応用は近い将来かなりの確率で実現されるでしょうね。現在、ECCEが非常に硬い核の時のみ施行されているように(個人的にはここ数年、ECCEはしてませんね・・)、人間の手によるマニュアルフェイコはフェムトセカンドレーザーが砕けない硬い核の時のみ施行という流れになるのでしょうねぇ。

A先生がコメントに書かれてましたが、資本力がモノを言う時代になってくるのでしょうか。くわばらくわばら・・。

そろそろ本題に入ります。

本日より、A'社のサイン号のデモを開始いたしました。

1stインプレッションは、とても良いですね。まずは担当の方のお勧め通り、ペリスタ(吸引圧350mmHg)で核を割り、最初の核を引き出して来てからは、ベンチュリー(吸引圧120nnHg)で処理を行いました。正直、全部ペリスタでやった方が効率が良いような気はしましたが、より安全に手術が出来るという事でしょう。

本日は、20Gチップを使用し、弧状ブレードにて角膜2.5mm(平面2.3mm相当)切開で手術を行いましたが、この創口では、フェイコチップ挿入時、若干窮屈でした、角膜平面2.5mmで1例やった時は、そんなに窮屈さを感じなかったので、弧状ブレードなら、もう1サイズ大きいもの(角膜弧状2.65mm)の方がやりやすいかもしれません。創が窮屈だと、チップ挿入時に角膜上皮がめくれてしまったり、小さな切開創で手術をしても、創に負担を与えていれば、結局は創口の安定性は悪くなります。

あと、アイスかケイスか、どっちがどっちか忘れましたが、他メーカーに比べ、フェイコの効率は良かったような気がしました。まぁしかし、超音波に関しては、硬い核でデモしてみないと何とも言えないですね。今回のデモ中に硝子体手術後、しばらく放置されていたカッチカチの那智黒のような白内障オペ予定が入っております。これを上手く小切開創で乗り切ることが出来れば、かなりのプラス評価になります。

IAは、A'社の45度曲IAチップよりも、以前から使用しているN社の緩やかな曲IAチップの方が好みであります。IAに関しては互換性もあるし、他のメーカーも色々作っておられるので、今後試して行きたいです。

という訳で、まず初日は、高い評価でございます。

最後に、本日A社IQの+26.5Dレンズを使用しましたが、ぶ厚いハイパワーIOLをDカートリッジかつウンドアシストで入れると、どうにも不安定ですね・・。カウンターを当ててはいたものの、圧力に負けて、IOLが角膜切開創の手前から出てしまいました。もう一度、新しいIOLをセッティングし直し、挿入しましたが2回目も同様、3回目でやっと挿入できましたが、角膜小切開創でハイパワーレンズを使用する際は、H社のiMicsの方が現状では適していると再認識致しました。