ベンチュリーポンプとペリスタリックポンプの使い分けについて by B

管政権誕生後、テレビマスコミのはしゃぎっぷりは、それはもう見苦しい程でございます。「今までは予行演習、これからが真の改革だ!!」と臆面もなく論じておりますね〜。

小沢軍団を悪、非小沢系議員を善として、連日喜びの報道を続けているわけですが、何だか違和感があります。そもそも管首相自体が副首相として政権中枢にいたわけで、鳩山政権のダメっぷりの責任を問われても仕方のないポジションにいたわけです。副首相として、ルーピーの非現実的空想論を諌めることが出来なかったということは、同じ発想の持ち主と考えるほかないですし、「それは無茶やろ〜」と思っていたのに(次期首相の座が転がり込んでくるのを待って)ダンマリを決め込んでいたのなら、それはそれで、不作為の罪でございます。

国家財政状況から考えて、実現しようもない詐欺マニフェストを掲げて政権をとり、その後一年も経っていないのに、「やっぱりマニフェスト見直し」などとホザクのは、おかしいです。

まぁしかし、国民も国民ですね・・。マスコミが編集しているだけなのかも知れませんが、「今度こそ改革を!」と期待している人が多数のようです。そもそもルーピーを首相に押し立てのは、現政権の中枢にいる議員達です。ルーピーが辞めても、ほぼ同じ顔ぶれが政権中枢にいるのに、「今度こそ!」と期待するのはおかしくないでしょうか??百歩譲っても、ルーピーと代表選を戦って敗れた岡田氏が首相になって「今度こそ!」ならば、わからんでもないですが。

女運の悪い男、男運の悪い女というものはどこにでもいるものですが、煎じつめれば、運というより見る目がないだけです。日本国民も軽佻浮薄なマスコミに踊らされることなく、真実を見て欲しいと思います。

という訳で、ここ数日、テレビを見るたびに不愉快になっているBでございます。



ところで、最近は毎週15件以上の症例がコンスタントに入っており、手術に関してはご機嫌にしております。まぁ相変わらずの自転車操業で、7月以降はガッラガラですが・・・。

サイン号デモですが、ベンチュリーとペリスタリックポンプの、自分なりの使い方がハッキリしてきました。

即ち、

1.フェイコチョップでの1stチョップ&2ndチョップはペリスタ(吸引圧350mmHg)
2.1/4核を引きずり出してからはベンチュリー(吸引圧120mmHg)
3.IAの皮質吸引はペリスタ(吸引圧650mmHg)
4.IAの残存粘弾性物質吸引はベンチュリー(吸引圧400mmHg)

てな感じでございます。特に、私はビスコート使い(最近はディスコビスクですが)ですから、ペリスタIAで残存ビスコートを吸引するのは、時間が掛かり、結果的にある程度残してOKとの認識で吸引しておりました。その部分をベンチュリーIAにすることにより、効率よく吸引可能です。また、皮質吸引に関しましては、やっぱりペリスタの方が良いような気がします。ベンチュリーだと、後嚢のテンションが低い症例や創口部直下の皮質吸引の際に、後嚢誤吸引→破嚢が気になります。ペリスタなら、閉塞するまではたいして吸引圧が上がらない分、安全なような気がします。

今回のデモの試金石と考えていた、硝子体手術後数年放置され熟成された那智白内障の症例も昨日無事クリアーし、現時点ではまずまずの高評価という事になります。

ただ、選挙ではないですが、何が起こるかわかりません。現在民主党議員から「こんなに高支持率なら、今選挙をすれば勝てる!」との声がチラホラ聞こえてまいりますが、A'社担当の方の心境も同様かも知れませんね。

気になる点は、ベンチュリーポンプ時のキッキングです。超音波パワーが強すぎるのか、パルスシステムのon time、off timeのバランスが悪いのか・・・。

B及び、ナース共々、長いデモ生活にだんだん疲れてまいりまして、「何でもええから、はよ落ち着きたい・・」という投げやりな心境になりつつあります。周りには今月中には決めると宣言しておりますので、全ての見積もりを見て、長所短所を熟考し、最終決定したいと思います。

ここまで散々デモっておいて、「現在のCV24000号が潰れたわけではないし、A社のアキュラス後継機もデモしたいから、やっぱり、もう1年再リースしてCV24000を使うわ〜」という結論になってしまったら、業者連中から「ルーピー」と陰口を叩かれるかも知れませんね〜。(^^;)