長いデモ生活を終えて〜その壱〜 by B

サッカーW杯、今晩ついに日本代表が登場しますね。どういう結果になるかは、今のところ、神のみぞ知る・・ですが、どう考えても今回の代表は弱そうです。

昨日、カメルーン代表エトーのドキュメンタリーがNHKでやっておりましたが、年に8000万円の私費を投じて、カメルーンにサッカー学校を造っているとのこと、平和にノホホンと生活してきた日本人に比べて、生い立ちから背負っているものまで、全然違いますわなぁ。

あの番組を見てしまうと、勝ってしまうのも申し訳ないですが、日本代表の健闘を祈ります!!

ところで、民主党の支持率ですが、思いっきり持ち直して、今や再び単独過半数が望める勢いだそうですね〜。しかしまぁ、日本人って、こんなに物忘れの激しい民族でしたっけ??党首が変わったからといって、外国人参政権夫婦別姓など日本の国柄を変えてしまう暗黒法案を通そうと画策している党の本質は何ら変わっておりません。民主党議員団が胡主席に一人ひとり握手してもらってデレデレしていた、中国への朝貢外交への怒り、また、傲慢にも天皇陛下を公然と政治利用した際の怒りは皆さま、もうお忘れでしょうか??60年前の恨みを延々述べ続ける、お隣の民族に比べると、何ともまぁさっぱりしていると言いましょうか、おおらかと言いましょうか。その時の気分に左右されやすいのは、国民性のようですね。

今回、国民新党の亀井大臣が辞職しましたが、結局、社民党と同様、民主党が約束を反故にしたことが原因です。「勢力を得るためには嘘をついても構わない」とでも言わんばかりの政治姿勢に、私などは義憤が起こってまいります。中国古典の世界ならば、「筋が通っていない。こんなことをしていれば天から見放されますぞ!」と軍師からクレームが出てくる所業ですよ。何故、日本人はここまで寛容なのでしょうか。私は、かつてA先生に高句麗民族の血が流れているんちゃうかと言われましたが、私は半島系の「恨」の精神が強すぎるのかも知れませんねぇ。

参院選まであと1カ月ですが、必ずまたボロが出てくると思いますよ。

ところで、本日、A’社サイン号のデモを終了し、半年以上に及ぶデモ生活が終了致しました!いやぁ、長かったです。

デモをした順番に回顧、及び評価を書いていきたいと思います。

評価ですが、個人的な感想でありますので、メーカーの方がご覧になられても一喜一憂はしないでくださいね。価格.comなどで良くある個別印象でございます。他の先生がお使いになられれば違った印象でしょう。

その壱:N社 城塞号

日本唯一の眼科手術メーカーだけに、愛国保守党の私としては、何とかしてあげたいという気持ちは持っております。しかしながら、「このマシーンはここが売りだ!」というモノがないのが、欠点でございます。悪くはないのですが・・・。

白内障手術に関しては、名機CV24000号に比べて、確かに若干の前房安定性の増加は認めるような気もします。しかしながら、大きな違いは認めません。CV24000号が出てから、今作までの数年間、どのような進歩があるのかをユーザーは楽しみにしているわけですが、正直、「こんなもんかいな・・」という印象です。

硝子体手術に関しては、窒素ガスなしでも2500回転、窒素ガスありなら3000回転まで行けるとのことです。これに関してはメリットであり、白内障&硝子体手術が1台で出来るというメリットもあります。しかし、来年、A社正確号後継機は5000回転という噂ですし、対抗出来ますかねぇ・・・。

愛する日本の企業でございますから、敢えて厳しい事を言わせて頂きますと、N社は眼科総合器機メーカーとして、広範囲に手を広げ過ぎて、新世代のニーズに対する冒険心などを失っていないでしょうか?そもそも、電子カルテなどは、IT企業に任せておけばよいのです。眼科手術の9割を占める白内障手術の手術器機に関して、もっと興味を持ち、もっと新たな何かを提案するくらいの姿勢でなければ生き残れないのでは?と考えてしまいまする。

他の米国発の3社(A社、A'社、B社)は、新たな手術マシーンに対して、新たな付加価値をつけ、アグレッシブな提案をしてきます。N社のマシンからは「どうして1番を目指さないといけないのでしょうか?2番ではダメなのでしょうか?」というレンホー議員の言葉が聞こえてくるような気がしてなりません・・・。

白内障手術マシンに限らず、日本中の産業で同様の事が起こっている様な気がします。

N社も数十年前は世界初の乱視用IOLを世に出すなど、アグレッシブに「ジャパン・アズ・No1」を地で行っておりました。また、当時のレフケラの機能的な素晴らしさは世界最先端を行っていたのではないでしょうか。

今、日本は停滞しております。また近い将来、息を吹き返すでしょう。(その為には政界再編が必須条件ですが・・)

N社も、次回のマシンこそは往年の輝きを取り戻してくれると信じております。個人的には、白内障・硝子体手術器械部門はやはり「サージカル部」として独立すべきではなかろうかと思います。レフケラや電子カルテを売っている営業マンが付け焼刃で、手術器械を売りに行くのも、限界があります。マニアックなスペシャリストを多数養成し、catract surgeon達の生の意見に、謙虚に耳を傾け、N社ならでは、日本人ならではの付加価値をつけたマシンを作ってください!米国の器械の後追いをするだけでは、いけません!総合眼科器機メーカーとして手術器機も作り続けるならば、そのメリットを生かした器械を考えねばなりません。術中に角膜形状解析や、IOL挿入直後にレフが測定出来る機能などがついていれば、それはそれで、他にはない強みになるでしょう。

また、米国がバカチョン式のフェムトセカンドレーザーを用いたcat opeを提案する流れでしょうし、日本人に合った、また別の新たなコンセプトのcat opeを提案して頂きたい。日本ならではの発想が必要ですね。

厳しいことばかり書きましたが、愛するが故の叱咤とご理解ください!N社がこけると、日本発の眼科手術器機メーカーが皆無になってしまいます!!それは由々しき事態です。今後に期待しております。

次回はA社無限号について書きます〜。