参議院選挙結果 by B

先週金曜日、四国のとある超有名眼科クリニックのオペ見学に行っておりました。ちなみにZクリニックとさせていただきます。

私Bが当院を継承してから早4年目に入っております。A先生のクリニックをはじめとして、尊敬する(目標とする)グレートサージャンの先生方のオペ場システムを吸収(パクリ?)ながら、いろいろやってまいりました。この1年くらいは、それでご満悦に手術をしていたわけですが、今回、サイン号購入に際して、今一度システムを見直してみようと思い立ったわけでございます。

Z先生は、非常に温厚かつ紳士的な先生でございます。継承開業前に一度見学させて頂いておりますので、今回は2度目になります。何故、四国に行ったかと申しますと、Zクリニックが手術場1つでの白内障手術数が日本一ではないかと思うからでございます。当院はオペ場1つ、手術用ベッドも1つでございます。2台のベッドがあったり、2ルームあったりした場合と、ナースの動きが変わってまいります。

しかし、この手術見学というのは奥が深いものです。そのクリニックの先生的には全く同じように手術をしておられるわけですが、その時の自分のテーマ設定によって、見る場所やポイントが変わっておりますので、新鮮な発見がその度にございます。今回は、手術前後の入れ替えの際のナースの動きに着目いたしました。

すると、またもやたくさんの発見がございました!!A先生のクリニックもそうですが、結局のところ、「如何に無駄な動きを省くか」という所に集約されてまいりますね。手術前の準備の仕方(準備物品の並べ方)、そしてその配置が計算しつくされおります。計算しつくしていないのかも知れませんが、ボリュームサージャンの先生方が少しずつ少しずつ改善を重ねて行くうちに、洗練され、結果的にそうなってしまうのでしょう。患者さんと、介助ナース、外回りナースの動線が交わらないことも非常に大切ですね。

とは言え、見学に行き、それをそのまま真似すればよいという訳でもございません。手術場の広さ及び形、ナースの数、有している手術物品の数などによって、やらねばならないこと、動きが変わってまいります。それぞれが自分のクリニックに合わせてカスタマイズさせなければなりません。本日のオペ終了後、ナース達と色々検討いたしました。今回の改革は、手術用イスの向きや配置も変えての大改革になりそうです。

Z先生および、スタッフの皆さま方、有難うございました!!



ところで、昨日、参議院選挙の投票日でございました!結果は皆さまご存じの通り、「民主惨敗、自民勝利、みんなの党大躍進」でございました。

一方、「たちあがれ日本」「日本創新党」「新党改革」などの保守系新政党は、イマイチの結果に終わってしまいましたね・・・。

保守系のBから言わせて頂きますと、今回の選挙結果は「民主過半数阻止!」が成ったので合格点ですが、保守系新政党の伸び悩みがガックリする所でございますので、点数にすれば70点くらいでしょうか。ちなみに、Bの住んでいる選挙区では、Bの投票した候補者が民主党候補者に惨敗を喫しました・・。ここ数回の選挙でBの推す候補者は、落選続きでございます・・。やっぱりBは少数派なのでしょうかねぇ。とりあえずの庶民生活に関係のない憲法改正は、票にはならないという事でしょうか・・・。

「消費税問題」が民主党敗北の主因のように語られておりますが、実際は違うと思います。それでは自民党に票が流れた説明が尽きませぬし、反対を表明している社民党共産党も躍進するはずでしょう。

今回の民主敗北の主因はやはり、「ルーピーのトンデモ外交」「外国人参政権夫婦別姓問題」「天皇陛下政治利用問題」などが、保守心のある人間のアンチ民主党意識をくすぐった事が一つ。もう一つは、昨年の衆院選挙前には「民主党自民党と違って癒着がなく、クリーンな政党だ!」とマスコミ操作によって信じ込んでいた人が多数おられたと推測いたしますが、さすがに与党になると隠しおおせるわけもなく、背景に「官公庁労組」「大企業労組」「日教組」「民団(在日本大韓民国民団)」などの左巻きの団体がおり、彼らの意向で雁字搦めにされている事実を知ってしまったことが挙げられます。

何度かこのブログでも書きましたが、民主党は昨年の衆院選自民党政権を倒したことで、既に存在意義を失っております。このままの状態でいけば、上で述べたような団体からの支援を受ける議員のせいで、真に改革の意思のある心ある政治家の行動も抑制されかねません。自民も民主も壊してガラガラポンが、B的には理想的であります。

今回のネジレ国会は、当に好機でございます。ほぼ100%、ルーピーの残した時限爆弾、8月の沖縄基地移設合意の所で、菅政権は行き詰るでしょう。んで、9月の代表選で小沢氏本人、もしくは小沢氏の意向を受けた人物が出てまいります。小沢軍団の数の力により、小沢系人物が総理大臣になれば、前原氏や枝野氏など反小沢勢力が離党するなど、民主党分裂も大いに考えられます。逆に反小沢が総理になれば、小沢グループが出て行くかも知れません。

みんなの党の渡辺氏も、たちあがれ日本の平沼氏も、その時期がくるのを虎視眈々と狙っております。結局、奸雄小沢氏がまだまだ政局を握っておりますね〜。