白内障術後眼内レンズ挿入眼患者さんの耳側視野異常 by B

本日は手術日で10件のオペでした。

一人、非常に怖がっておられる患者さんがおられたので、

「もしなんなら、ご自分が一番リラックス出来るCDを持って来て下されば、手術中にそのCDをBGMで流しますよ〜」

と言うと、非常に喜ばれ、本日CDを持って来て下さいました。

で、そのCDが、「矢島美容室」・・・、ホンマに絶句しましたわ・・。

本日、この日本で何千件白内障手術が行われているかは存じませんが、この曲をBGMにして、オぺしていたのは、Bだけでしょう。これは自信アリです。

お陰様でオペは問題なく終わりました。


政治系のボヤキも入れさせてください。

先週発売の週刊誌によると、あの中国の漁船船長、中指を立てて日本側を挑発していたそうですね。ビデオにバッチリ映ってるそうです。国辱以外の何物でもないですね。

また、中国で反日デモが広がっておりますが、日本車をボコボコにしたり、日本ブランドの店舗や百貨店に投石したりやりたい放題ですね。腹が立つのがわかっていて、左翼番組「報道ステーション」を見ていたら、「単なる反日デモではなく、中国の格差問題に対する民衆の不満のハケグチとして、今回の騒動が利用されている」との解釈でした。んで、皆こぞって異口同音に「日本は冷静に。」と偉そうにしたり顔で述べております。

しかしながら、あそこまで馬鹿にされて、何故、これ以上我慢せねばならないのか??

男たるもの、闘わねばならぬ時もあるのではないでしょうか?一歩も引かぬ気概があれば、突破口が開けるはずです。

中国へのODAを中止し、国交断絶もちらつかせるべきです。どこかで、こちらの気概を示さないと、いつまでたっても、日本はやられっぱなしですよ。典型的ないじめられっこですね。

「狭量なナショナリズムを煽るな」と左翼連中は、これまた異口同音に言いますが、ナショナリズムはこの世で生きていくうえで必要です。それがあるから、国家は国家として成り立つのです。民主党に数多くいる「地球市民派」は国家などどうでも良いようですが、これを失えばおしまいです。日本が言われなきことで迫害を受けているわけですから、ナショナリズムを煽って、一丸となって立ち向かうべきでございます。

自民党をはじめとする野党は国会で「尖閣問題に対する政府の対応」を追求しておりますが、Bに言わせると非常に手ぬるいです。結局のところ、「検察が政治判断をしたのはおこがましい」もしくは、「政府が検察に政治判断をさせたのはズルい」という事に対して謝罪の言葉を引き出そうとしているわけです。しかしながら、本当に日本の国内法に照らして、「粛々」と対応し、あの品のない船長を刑に処すれば、どうなるのか??中国が軍艦を出してきたときに闘って勝算はあるのか?日本の国境防衛はどうするのか?これらの、真に議論すべきことを全く議論せず、罵り合いをやっております。

麻生自民党なら、アメリカとのパイプを上手に使って、今の管仙石政権よりマシな対応ではありましょうが、「大人の対応」とか言って、国辱を甘んじて受けているでしょうね〜。安倍自民党なら毅然とした態度を取ってくれたと信じたいところです。

誇りを失った国に未来はありません。三島由紀夫が予言したとおりの国に成り果ててしまいました。冗談抜きで、田母神将軍に軍事クーデターを起こしてもらいたいくらいです。

現在の日本は、往時の朝鮮に匹敵する腰抜け国家ですね。過去の歴史上、大和魂で外国からの侵略に毅然と立ち向かってくれていたご先祖様に顔向け出来ませぬ。悲憤に暮れている今日この頃でございます。あ〜、腹が立つ!!!


さて、それではそろそろ冷静になって、本題に入ります。

最近、「白内障の手術をしてから、なんだか耳側の視界が変な感じ」という訴えが多いような気がします。もちろん、昔からチョイチョイこの訴えはありましたが、なんだか今年は耳につきます。

同業者の先生方は如何でしょうか?そのような訴えが今年はとみに増えたような気がしませんか??Bだけですかね??

その訴えの方に視野検査をしたこともありますが、当然、視野異常は出てきません。

患者さんには、

「濁っていた水晶体からピッカピカの眼内レンズに入れ替わったので、脳みそがビックリしてるんですよ!時間がたって脳が慣れてくれば、気にならなくなりますよ。」

と説明しております。とはいえ、術後何十年も経ってる人が「最近、耳側の見え方がおかしい・・」と訴えられたことがありました。これが本当なら「脳の順応説」は否定的となります。

最近続いたので、私なりにいろいろ考えておりました。漸く自分なりの答えを作成したので、このブログで書いてみます。

私なりには「コロネオ現象」による、いわゆるエッジグレアの一種ではないかと考えました。

コロネオ現象とは、
「目の側面=耳側から目に入りこんだ紫外線が、角膜周辺部で屈折した後、目の鼻側に集中する現象のこと。結果的に、正面からの紫外線よりも耳側からの紫外線が強いダメージを与える。
Coroneo MT. Albedo concentration in the anterior eye:
a phenomenon that locates some solar disease. Ophthalmic Surgery 21(1),1990」

翼状片が鼻側に多い根拠として、どこかに書いてあったのを見て知りました。

ジョンソン&ジョンソンのページから勝手にパクッた画像もご参照ください。

即ち、UVカットの眼鏡やサングラス(保護メガネ)の側面(鼻側は当然鼻が光をカットしてくれるので、耳側)からきた紫外線が鼻側のIOLエッジに集中し、自覚的には耳側の視野が邪魔されるというわけです。

J&Jは、コロネオ現象による羞明を防ぐために「UVカットのソフトコンタクトレンズが有用」としている訳ですが、なるほど。それも一理ありますね。

光線(紫外線)による愁訴であったとするならば、今年の猛暑が影響しているのかも知れませぬ。となると、冬になるとこれらの訴えは減ることになります。

如何でしょう?またご意見あれば是非お聞かせくださいませ!


わたくし、自分で思いついたような風に書いてありますが、教科書レベルで書いてあることであったなら、すみません・・。そうであったなら、恥ずかしいですね・・・。