第34回日本眼科手術学会 by B

小沢一郎氏がついに強制起訴になりましたね〜。

小沢氏に冷たいBにしてみれば、至極当然の結果であります。単に法律上、黒であることが明白ではないというだけで、これまでは起訴を免れていただけであり、国民目線の検察審査会で「起訴すべし」となったことは驚くに値しません。

4億円の現ナマを担保に4億円分銀行から融資を受けるというのは、誰がどう考えても怪しく、マネーロンダリングの匂いがプンスカ漂ってまいります。また、水谷建設(同和や北朝鮮と密接につながっているブラック企業らしいです)から、今や被害者ヅラして佐藤優などとともに、しゃあしゃあとマスコミに出てきて、堂々と振舞っている小沢氏の元秘書の石川氏や大久保氏がゴージャスな接待を繰り返し受けていたことは週刊誌に書いてありました。水谷建設の関係者はその際に巨額の現ナマを渡したと言っておりますが、石川氏は「そんなもん知らん」とのたまっております。それで、特捜部はこの件での小沢氏起訴を断念したわけですが、怪しさ満開のこの事件は、このまま風化させてはなりますまい。

この事件には、過去から連綿と続けられてきた、裏社会と政界との悪しき癒着が隠されていると考えております。逆に言えば、あまりにも巨悪過ぎて、全部が表沙汰になってしまうと洒落にならないという意味で、検察が蓋をしてしまった可能性もあるのではないでしょうか。

山口組の年商は8000億円だそうですが、世界のトヨタに引けをとらない、このような集団が政治と癒着しようと画策しないわけはございませぬ。

Bは、裏社会の存在自体を全く認めぬ潔癖症ではございませんが、少なくとも裏社会と通じて甘い汁を吸ったのなら、その代価として、露呈すれば罪に服さねばならないと考えます。

しかしまぁ、それにしても小沢の取り巻き(子分)の民主党議員達、彼らの言っている内容は支離滅裂でございます。曰く、「裁判で無罪になるに決まっているから、国会で弁明する必要はなく、議員辞職の必要もない」とのこと。ルーピーも同様の発言をしておりますが、かつての自民党議員達よりも、彼ら(彼女ら)達の方が、よっぽど潔さがなく、浅ましい限りでございますね。



さて、先週金曜日〜日曜日まで、京都で手術学会が行われました。木曜日に手術をしていた関係で、金曜午前も外来をしており、また日曜は体調がすぐれずに朝起きれませんでしたので、実質の参加は金曜午後と土曜日のみでございました・・・。

小生の内容の薄〜い口演はまぁ良いとして、全体的に新しいトピックに乏しい学会だったような印象を持ちました。

勉強になったことを羅列致しますと・・・

ZEISSの新IOLマスターにリンクする水浸式超音波測定装置(A-Scan Plus)は、IOLマスターで測定した光学式眼軸長とほぼ一致しており、IOLマスターA定数がそのまま利用可能であること

・ICL(フェイキックIOL)の患者さんはOPDscanの6mm径で高次収差がアップしており、術後のハローグレアの訴えの多さと関連性があることが示唆されること

ZEISSの新しいレーザー装置は、パターン照射がたったの5連発のみであるので、若干、他社に比べて見劣りしたこと

白内障手術時、今さらながらIOL後面洗浄が大切な事(菌が粘弾性物質とともに後面に残存しやすい)

・IOL後面洗浄は、IOL下にIAチップを挿入するのが煩わしい場合は、ポンピングといって、IOLの光学部の右端や左端を交互に圧迫しながら洗浄すれば、後面にも灌流液が回って洗浄可能であること

・超難症例疾患を粘り強く、不撓不屈の根性でビシバシ治していく恵美先生の硝子体手術映像をたくさんみて、改めて自分は、硝子体手術向きではなく、開業して白内障手術の道に進んで良かったと再認識したこと

ILMをしっかり剥離してSF6を入れれば、黄斑円孔の術後に全くうつむきをしなくても治ってしまうこと!

・(当院でも現在デモ中の)光線追跡法OKULIXは、江口眼科病院のデータではIOLマスターと有意差なく(印象ではIOLマスターのほうが正確っぽい・・)、まだまだ改良が必要であること

などなどが挙げられます。

自らが口演でしょうもない発表をしているから言う訳ではありませんが、ポスター展示の方に、「これは面白そう!」というネタが多かったような気が致しました。個人的には、ポスター展示は作るのが面倒臭いので、発表するならパソコンを使った口演しか選択いたしませんが、なぜ皆さん、ポスターで発表されるのでしょうかね??

OKULIXに関しては、当院で、ザックリとしたデータ(IOLマスターデータとの屈折誤差の比較)が出れば、公開します。

当院でも黄斑円孔の手術は年に数回施行致しますが、1泊は入院して頂き、「今日明日が勝負でっせ〜!!」と患者さんに檄を飛ばしながら、うつぶせをしてもらってました。しかし、うつぶせが円孔閉鎖と何の関係もなかったとのデータを目の当たりにすると、「今までは何やったんや・・」とちょっとショッキングな気が致します・・。