「管内閣不信任案否決」に思う by B

今日は、政治ネタのみで行きます。

本日の衆院本会議で行われた、「管内閣不信任案」は、昨日の予想とは打って変わって、「否決」という結果に終わりました。

アンチ民主のBは、昨日の「造反議員多数!!民主党分裂かっ!?」との報道を、目を細めて見ておりましたが、本日、蓋を開けてみればこの結果・・・。正直、ガッカリです・・。

「こんな非常時に、政争をしている暇はない!」との意見もわからなくはないですが、Bは「可及的速やかに政界を再編→強力な保守政権を樹立し、憲法改正を施行し戦後レジームから脱却せねば、日本はいつまで経っても甦れない」と考えております。「民主党の分裂=政界再編の加速」に繋がるでしょうから、非常に期待しておりました。

管直人総理の権力への嗅覚と言いましょうか、直前になっての「国会会期延長」や「辞任の示唆」によって、政界再編の芽が握りつぶされてしまいましたね・・。

しかしながら、管首相が民主党代議士会で

(1)復旧・復興へ向け最大限の努力をする
(2)民主党を決して壊さない
(3)民主党中心の政権を自民党に渡さない

との演説をし、そして、その後の質問タイムで白々しく挙手をして指名されたルーピーが、「菅首相は重大な決意を申されたと理解する。ぜひ一致して行動できるように私の方からもお願いしたい」と不信任案の否決を呼びかけました。


何たる茶番を見せつけられたのでしょうか!!少しでも期待してしまったBが馬鹿でした・・。


(1)は政治家として、当たり前すぎる言葉ですが、(2)と(3)は如何なもんでしょうかねぇ。

はからずも、日本の国益や誇りを度外視して、「反自民」「政権交代」だけを旗頭に結集した民主党の正体が浮き彫りになっております。

尖閣諸島問題・竹島問題・北方領土問題などの「異国」を相手にする「領土に対する問題」、敗戦後米国人によって押し付けられたと言っても良い、極楽トンボ的発想の「日本国憲法」を改正し、日本人に誇りを取り戻そうとする「憲法改正問題」などからは目をそらし続け、「バラマキ」「官僚バッシング」「CO2削減」「原発反対」など、その場その場の、政治に関心のない人々向けの「甘言」を随所に吐き出しながら、権力を守護する事だけは熱心ですね。

そもそも今回の採決を、「共産党」「社民党」の、左翼政党が揃って棄権しました。連立政権に入っていない野党が不信任案に反対する事は建前上出来ないので、「野党の棄権」=「管内閣支持」と言えます。

左翼政党的には、今回の騒動が政界再編に結びつき、保守政権が誕生してしまうのを恐れているようです。左翼政党は、現状の「民主党政権」が、何やかんや言っても居心地が良く、民主党が分裂してしまうことを避けたいのでしょう。

あと、自らが総理の時にはズダボロの結果に終わったルーピーが偉そうにしゃしゃり出てくるのも如何なものでしょうか?「おまえが偉そうに言うな!!」と大多数の国民が思っているでしょう・・・。

まぁ、報道が事実ならば、夏までには管総理が辞任し、「若い世代」の総理が誕生するそうですので、それに期待します。原口一博氏か野田佳彦氏あたりですかね〜。

しかし、詐欺マニフェスト民主党です。ルーピー管直人は、「前言撤回」などお手の物ですから、油断は禁物とも考えております。

今回、私と思想信条は違いますが、涙を流しながら「賛成票」を投じた小沢グループの若頭、松木謙公議員には、男を感じました。一方、「最後のご奉公」などと言って、さんざん煽りたてた癖に棄権した小沢一郎氏は、ズルイ男でございます。晩節を汚しまくっておりますね。所詮その程度の器ということでしょう。

ルーピー小沢一郎コンビは、日本政治を混迷に陥れた、最凶コンビとして、後世の歴史に刻まれるとBは見ております。タイガージェットシン&ブッチャーのコンビよりも凶悪です・・。