眼科手術用顕微鏡について by B

いやはや、鳩山前首相の「ルーピー」に引き続き、管首相も「ペテン師」とのあだ名が、後世に向けても完全に定着しそうな勢いでございます。

権力闘争は得意で、したたかに政界を遊泳し、総理大臣にまで登りつめましたが、飽くまでもその才能は権力闘争にのみ費やされ、中国や韓国、はたまた米国を相手にしたたかさを発揮する事は皆無でございました。薬害エイズ問題やカイワレをバクバク食べた事により、一瞬でも拍手してしまった自分の不明を恥じるばかりでございます。

ここまで、ダメ総理が続けば、さすがに日本の政治的土壌、あるいは政治家育成システムに疑問を持たざるを得ません。

以前の阪神大震災の時も、当時の村山首相は「なにぶんはじめてのことじゃけんの〜」と発言してしまいましたが、今回の管首相も、5月7日の国会答弁で「すべてが初めてのことなので・・」と言ってしまいました。日本人としては恥ずかしい限りでございます。

そもそも、日本国は「武の国」でございます。お隣の朝鮮は「文の国」であり、これが、「日本と朝鮮の発展の根本的な違いになった」と崔基鎬(チェ・キホ)という韓国の学者が指摘しております。

日本は12世紀に来年の大河ドラマの主人公である平清盛が政権を獲って以来、大東亜戦争に敗れるまでの約800年、即ち8世紀にわたって、武人が政権中枢にいて、政治も司っておりました。その間、様々な困苦が日本を襲いましたが、我々のご先祖様は気迫を持って日本を守り抜いてきたわけでございます。

大東亜戦争敗戦後においても、戦前生まれの政治家の方々は大日本帝国時代に教育を受けてこられたため、武人としての薫陶はあったことでしょう。しかしながら、「闘う=とんでもなく悪いこと」と、教え込まれた戦後教育世代は、特に危機管理能力に関しては、全くゼロといっても過言ではないということを、最早我々は認識せねばなりますまい。戦後生まれの政治家でも、特に、リベラル思考の強い政治家は、もう今後、二度と総理の座に座らせてはいけません!!

ルーピーやペテン師でもうコリゴリです。

左翼リベラル的ユートピア発想では、(戦争など)危機は起こらない、(原発など)危機を起こしそうなものはハナから排除するとなりますので、現在の民主党に多数存在する左翼的政治家から、危機管理能力のある人間を探すのは困難であります。今回、次期首相の呼び声の高い、野田財務相は、お父上が確か陸上自衛官、すなわち武人でありますので、家庭教育において武士道を叩きこまれている可能性があります。Bは実は密かに期待しております。まぁ、でも真っ赤かな仙谷氏がバックにいますからねぇ。毎度のことですが、Bの期待は裏切られるような気もします・・・。

迂遠な策かもしれませんが、日本の政治が「一流」になる為には、教育を変えるしかありません。教育勅語の復活、武士道精神の涵養に努め、「武の国」としてのDNAを呼び起こさねばなりません!!

少々、興奮してまいりました・・・。

さて、本題に入りますが、今回はリクエストにお応えする形で、「眼科手術用顕微鏡」について述べさせていただきます。

とは言え、顕微鏡は眼内レンズや白内障手術マシーンのように、そんなにたくさんデモをしたり、経験をするわけではありませんので、今後購入する際の個人的なポイントを列挙します。

1.焦点深度の深さ

私はcataract surgeonでございますので、硝子体surgeonが必要とするほどの焦点深度までは欲しませんが、やっぱりこれが眼科手術において一番重要ではないでしょうか。Z社の留米良って、試したことはないのですが、そんなに凄いのでしょうか??またご経験のある方は、ご教示ください。

2.位置調整機能

日本語で何と言うのかわかりませんが、乗用車の運転席についているアレです。つまり、術者によって、ボタンを押せば、自分好みのPDや顕微鏡角度になる機能があれば良いですね〜。

Bのクリニックは、網膜硝子体手術や、眼瞼下垂手術は他の専門Drが執刀されますが、他のDrが執刀された翌日のオペの日は、「微妙に角度が違う・・」とかブツクサ呟きながらオペをしております・・。どうやらBは少数派のようですが、若干、顕微鏡の角度が傾いて(水平から15°くらい)いるのが好みなのです。他の先生は地面に水平のポジションがお好みのようでございます。これが、ボタン一つで最適位置に戻るなら、嬉しいですね〜。

最近の顕微鏡にはこのような機能もついているのでしょうかね?またご存知の先生がおられたらご教示ください。

3.コスト

正直、これは一番とは言いませんが、いや、一番かも知れないくらい重要でございます。

多焦点眼内レンズの先進医療届出の際、手術にかかるコストの詳細を地方厚生局に申告せねばなりません。その計算をしていると、手術顕微鏡の1例あたりコストは、忘れがちではありますが、かなり高価でございます!!当院の場合、1例あたり、4000円を支払っている計算になりました。

勿論、たくさん手術をすればするほど、単純に分母が大きくなってまいりますので、コストは減ります。週に数件しか白内障手術をしないクリニックであれば、1例あたりかなりのコストがかかっております。

正直言って、現在、中古品は別にして、市場に出ている眼科手術用顕微鏡は、焦点深度にしても光量にしてもある程度のラインはクリアーしているはずですから、結局はコスト部分の勝負になってくるのではと推察しております。

ブランド思考の強い先生で「Z社じゃないと嫌だ!!」と仰る先生もおられますが、勤務医ならともかく、開業して自腹で購入するつもりなら、そこはシビアに行くべきであると思っております。留米良の徹照の良さや焦点深度の深さに惚れ込んだとしても、1例あたりコストを冷静に計算し、それを上回るメリットがあるかを考えるべきでございます。

ちなみに、Bは現在、和製メーカーであるT社の顕微鏡を使用しております。Z社と比較して、ブランド力で劣る分、コストはかなり低めですし、焦点深度も全然問題ないと思っております。硝子体手術も楽勝ですしね〜。難点は、助手用顕微鏡がチャチで、角度なども変える事が出来ません。この辺は、Drとナースのコンビでオペをやる事が多い、眼科手術開業医的には、それほど大きな問題ではありませんが、教育も兼ねた病院などでの手術ではイマイチかと思います。

以上でございます。正直、顕微鏡に関しては、こちらが色々と教えて欲しいくらいでございますので、一家言のある先生はコメントお願い致します!