最近のあれこれ by B

今回は新たな試みでセクションごとにわけてみます。

facebook
最近、世の中の流れについていくために遅ればせながら、facebookを始めました〜。(A先生にも先ほど、友達リクエストを送らせて頂きました!宜しくお願いいたします!)

もともと、ツイッターもミクシーもしていなかったのですが、知り合いの歯科医の先生が、「ウチはfacebookでのHPを作ったで〜。増患対策につながるし、先生もやったら?」と誘われたのがきっかけでございます。

いざ、やり始めてみると(まずは個人で)、かつての同級生など、懐かしい顔が写真つきでどんどん見れますので、「あいつ、今、ここに勤めてたんや〜」など、結構発見があって、楽しいですね〜。

コメントなどを入れだすと、ガンガン友人たちから入ってきますし、これをまともにやっていれば、仕事が手につかないですね・・。ほどほどにしておきます。ただ、暇かつ孤独な人には、時間つぶしに持ってこいのツールですね〜。恐ろしい時代になったものでございます。

しかし、どこをどうやれば増患対策に繋がるのか、パッサリわかりません・・・。

カダフィ
カダフィ大佐が遂に殺害されました。独裁者の末路は余りにも哀れですね。殺害直前までの映像は皆様見られたことと思います。残酷ではありますが、無実の罪で親兄弟を殺害された肉親らにしてみれば、にっくき男でしょうから、仕方がないでしょう。

しかし、カダフィ大佐は最後、あの金のピストルで自決すべきでしたね。見事に散りきった、真田幸村をはじめとする、日本のかつての戦国武将たちがあの映像を見れば嘲笑するのではないでしょうか。ヒトラーも散り際は良かったですね。そういえば最近、アウシュビッツ収容所など、「ナチスガス室はなかった」という論文を目にし(→http://yiori.tripod.com/nogas/marco0.html)、何が真実かわからなくなっている今日この頃でございます。ご興味のある方は是非ご一読ください。

フセインにしてもそうですが、欧米諸国にあからさまに逆らった独裁者は、やっぱりやられますね。やられていないのは、核爆弾を持ってしまった北朝鮮金正日、そして持っているかは微妙ですが核爆弾所有をチラつかせるイランですか。まぁ、イランは大統領を選挙で選ぶ民主主義国家ですから、北朝鮮とは少し違いますが。

逆に考えると、「核の抑止力」を痛感しますねぇ。

【オペ】
毎年ですが、10月11月は手術件数が多く、今週は計26件の白内障手術でございます。手術をするのは良いのですが、当然、術後の診察の人数も多くなるため、特に午前診の外来がゴッタ返します。コンスタントにこのくらいの手術件数が入るならば、2診制にした方が良いと思いますが、毎年の傾向では、12月1月に手術件数が落ち込み、外来は暇になります。

数か月前に白内障手術をした際(使用レンズはA社IQ)、IOL挿入時に若干抵抗はあったのですが、「エイッ!!」と強引に挿入したところ、ループが少し破損した状態で嚢内に挿入されました。ループがちぎれていたわけでもなく、それなりにしっかりと入っていたので、大丈夫だろうと判断し、そのまま手術を終了いたしました。術後、矯正視力は(1.0)出ていたのですが、1か月以上たった頃から、「メチャクチャ見えにくい!!」と凄く不満を訴えられるようになりました・・。

倒乱視が1.5Dくらいあったので、そのせいかなと判断しておりましたが、同じような乱視の他眼の術後の見え方は全く不満がないとのことでしたので、散瞳してみたところ、IOLが中心から思いっきり偏位しておりました・・・。CCCがそんなに小さいわけでもなく、別にPEがあった目でもなかったのですが、嚢収縮の力というのは存外強いものなのですねぇ。

患者様には事情を説明し、同度数でIOL入れ替えを行いましたところ、ご満足を得ることができました。

球面IOLの時代はループ損傷をしていて、そのまま様子を見ていても別段臨床的に問題になることはなかっったのですが、やはり非球面IOLが中心から偏位してしまうと、かなり見え方の質が落ちるようですね。勉強になりました。

【小児のハードコンタクトレンズ
先日、両眼に5D以上の乱視がある屈折性弱視のお子様(4歳)が当院に来院されました。

これまで、他県の子供専門病院の眼科でfollowされていたそうで、既に眼鏡も処方され、かけておられました。B的には、「数か月おきに視力チェックをすればいいのかな」と気楽な気持ちでおりましたが、よくよく話を聞くと、「弱視治療のためには、ハードコンタクトレンズの方が良いと勧められ、ハードレンズも購入した」とのこと。そして、「病院の先生から、『ハードレンズの装着脱が出来るように、近所の医院で指導してもらってほしい』と言われました」とのことでした・・・。

確かに、そのお子様はよく見ると眼振もあり、強度の乱視なので、眼鏡だと、眼振のとまるゼロポイントで見ていれば、歪んではっきりと見えないことが予想されることからハードレンズ処方に至ったものだと推察されました。

しかしながら、子供専門病院の先生、紹介状くらい下さいよ・・・。

子供専門病院眼科なら、先天白内障の術後で子供にハードコンタクトレンズ処方などは、さして珍しいことではないのかも知れませんが、お年寄り専門クリニックの当院にとっては、一大ビッグイベントでございます!!どうやら、ご両親のお話を聞いてると、若い先生が主治医だったそうで、その辺りの配慮がわかっていない年頃なのかも知れませんねぇ。

というわけで、現在、まずはべノキシールを点眼してから、当院検査員が装着し、しばらく外で遊んで来てもらってから診察終了時間内に帰ってきてもらい、こちらで外すということを繰り返しております。

一度、ベノキなしで装用したところ号泣されました。また、親御さん(お二人ともハードレンズなんか触ったこともない方々です)に一度、指導して装着してもらったところ、号泣し暴れまくるので、皆で抑え付けて何とかいれることに成功したものの、院内は阿鼻叫喚の地獄絵図となってしまいました・・。その後、親子ともに思いっきりトラウマを受けたので、焦らずのんびりと、「当院検査員のベノキ点眼後装着」で様子をみようという方針になっております。

また良いアイデアがございましたら、ご教示賜れば幸甚でございます。

本日は以上でございます。