平成24年の新春雑感 by B

皆様、新年明けましておめでとうございます!本年も何卒宜しくお願い申し上げます。

このブログもA先生の勧めで2009年2月に開設してから、早3年が経とうとしております。いつまで続くかはわかりませんが、ボチボチと末永くやっていけたら良いなぁと考えております。

今回は、雑感ということで、徒然なるままに書いてみます。

【温泉旅館】
皆様、お正月休みは如何お過ごしでしたでしょうか?Bは毎年、お正月は自分の実家、2日は妻の実家で1泊後帰宅というパターンでしたが、今年は3日に妻の実家からの帰り道にある温泉にもう一泊いたしました〜。

お正月の温泉は良いものでしたが、値段はかなりの破壊力でした!!まぁ、この円高で富裕層は海外に挙って行きそうですし、温泉旅館の経営状態も苦しいところでしょうから、お正月休みの高価格設定には文句は言いません!!久々に和の旅館に宿泊し、部屋に食事を持ってきてもらって、お布団もひきに来てくれる日本旅館の良さを再認識いたしました。

ただ、子供料金が大人料金とさほど変わらず、さらに食事の量もさほど変わらなかった所は頂けなかったですねぇ。5歳の末っ子なんか、ほとんど残してましたし、勿体ないです。もう少し極め細やかな対応があれば、もっと良かったです。

家族は皆、大満足で、「来年もお正月は温泉旅館に泊まりたい!」と言っておりますが、そこは、私の稼ぎ具合と相談ということで、保留にしております・・・。

【昨年の当院手術】
昨年は、一昨年よりも微増といった感じでした。特記すべきことは、やはり、ルセンティスの硝子体内注射が増えましたねぇ。あとは、トーリックIOL使用症例が増加し、当院全白内障手術中6%を占めております。マルチIOLも一昨年よりは増加し、4%程度でした。

合併症は、A'社サイン号を購入してから明らかに減少しました。破嚢率は約0.3%で、一昨年よりも半分以下となりました。フェイコは後半、ベンチュリーで施行しており、核片を取りに行くことなく、中央部付近で踏んでるだけで、寄ってくるのを待つという作戦が功を奏しているのかも知れません。

とは言え、前からフェイコ中に破嚢することはほとんどなかったため、実際はフェイコマシーンよりも、ハイドロがしっかり決まっているか、IA時に無理せず、油断せず慎重に出来るか・・などが、破嚢率を下げる重要ポイントだと思っております。

【診療報酬改定】
今年は、診療報酬改定の年ですね〜。保険診療に限って言いますと、我々の業界は、提供するサービスの値段を自分で決めることが出来ず、国から決められます。この診療報酬改定次第によってはクリニックの死活問題に直結いたしますので、皆様興味津々ではないでしょうか。

一応、昨年末に、

「平成24年度診療報酬改定においては、概ね5,500億円の診療報酬本体の引上げを行うこととなり、診療報酬改定(本体)改定率 +1.38%、各科改定率は、医科 +1.55% 歯科 +1.70% 調剤 +0.46%」

と報道されましたので、大幅な下げは無いと思います。

ただ、日本で施行される白内障手術件数は年間100万件に達する勢いで、件数ベースで行くと、外科手術中トップでございます。お役人の方が普通に考えれば、「水晶体再建術の点数を少しいじくれば、大幅に医療費が捻出できるぞ」となってしまいます。

そして、今後、団塊の世代白内障になり、手術件数がドンドン増えていくに決まっております。一方、じり貧状態の日本国は税収が下がり続け、社会保障費が寂しくなっていくのは自明の理でございます。我々、手術開業医としましては、「将来的には点数が下がるもの」という考えでいた方が良いかもしれません。将来的にも手術開業クリニックとして生き残っていくためには、「点数が下がってもやっていけるようなシステム」を構築するべきであると考えております。

【日本の政治】
最近の各新聞の世論調査結果をみておりますと、全国民の間で、ルーピー管直人小沢一郎民主党トロイカ3人組の評価が非常に低く、彼らが政権を担っても不満を抱いていることは確実のようです。そして、保守的、右翼的発想である石原東京都知事、橋下大阪市長への期待が、リベラル系新聞である朝日・毎日の読者間でも高く、多くの国民が強力なリーダーシップを待ち望んでいるようですね。

2009年、あの悪夢のような、詐欺マニフェスト選挙による政権交代から、早3年目、さすがに国民の目が覚めたようでございます。

2008年、リーマンショックが起こった際、民主党議員達は、したり顔で自民党を攻めまくり、「政権交代が最大の景気対策だ!!」と吠えまくっておりました。結局、具体策は子供手当だったわけで、本当に彼らがその時政権を担当していたとして、自民党より良い政治が出来た可能性はゼロであると、今ならわかりますね・・。本当に彼らが政権簒奪してから、良いことは何一つありませんでした。

強いて言えば、「民主党がやってもダメだった」と国民に気づかせたことと、夫婦別姓外国人参政権推進など、あまりに左翼っぽい政策が続々と表に出てきたため、政治に無関心な国民にも、「この政党が政権を握っていると日本がヤバいのでは・・」と全共闘世代の左翼のなれの果てに政権担当させることの危険さに気付いたことでございます。

今年、ほぼ確実にあるといわれてる、総選挙は、日本が立ち直れるか、ギリギリのタイミングですね。今度こそは選択を誤らないようにすべきであります。必ず、保守の受け皿となる新政党が出現すると期待しております。

【米国大統領選挙】
あまり下馬評には上がっておりませんが、バリバリのリバータリアンであるロン・ポール氏が大統領にならないかとBは密かに期待しております。彼が大統領選挙を勝ちぬいた暁には、日本を含め、世界の政治に大きな変化をもたらすと思われます。またブログで書いてみたいと考えております。

【今年の目標】
そろそろ、締めに入りますが、今年の目標は、取りあえず「健康」ですね。

次に、医院の手術件数というか、売り上げが昨年より下がらず、出来ればアップしたいところでございます。このブログにて再三書いておりますが、当院は何となく安定期に入ったようで、医療圏の人口密度や他クリニックの状況を考慮すると、大幅な手術件数の増加は現状では考えにくく、しばらくは地道に地力を蓄えていく所存でございます。

3つめは、家庭のことですが、家族一同「身心平安」状態で過ごしていけたらなぁと願っております。息子が小5になり、いよいよお受験モードに突入します。今日も午前中は非常に妻の機嫌が良く、家族団らんで平和な時間を過ごしておりましたが、午後、長男の模擬テスト結果は返ってきましたところ、家の中は台風直撃を受けたようで、大荒れでございました・・。

さすがに、Bも、今年は飲みに出る回数を減らして、息子の勉強をみましょうかねぇ・・、トホホ・・。しかし、息子の成績上昇→妻のご機嫌上昇→Bの精神平安という連鎖状態でございますから、頑張ります!

では、本年も宜しくお願いいたします〜!