第27回JSCRS報告 by B

いやはや、本日小沢氏が新党を立ち上げましたが、新党名が「国民の生活が第一」とのこと。民主党のキャッチコピーと同じとのことですが、信じられないネーミングセンスですね・・。

しかし、小沢氏は完全にトチ狂っているとしか言いようがございません。皆様ご存じの通り、小沢氏は自民党時代、保守政治家として名を轟かせておりましたが、徐々に左翼側に思想転向を成し遂げ、現在は社民党とかなり親和性の高い思想にまでアウフヘーベン止揚)しております。

小沢氏は、次期衆院選に関して「オリーブの木みたいな形でやればいい」と言っております。オリーブの木とは、イタリアで数年間政権中核を担った、左派政党連合であり、日本に当てはめてみると、社民党共産党民主党左派、もしくは新たな左翼新党が連立政権を作成し、左翼リベラル共同体で政治を動かそうということです。

身の毛もよだつほど恐ろしい野望ですね・・・。絶対嫌っす・・・。

さすがに、国民がまたもや小沢氏に騙されるとは考えにくいですが、左翼の底力は侮れません。何となく最近感じるのですが、左翼勢力は金集めが上手ですね。ここだけの話、勧められ半義務的に入らされた、○○連盟ですが、それに入ると自動的に機関誌が送られてきます。その機関誌に目を通すと、内実は「反原発」「反消費税」など完全に左翼の主張が並んでおります。正直、「全然自分の思想信条と違うなぜ団体に入らないといけないのか?」と疑問に思っております。こんな感じで、各業界、左翼勢力がすみずみにまで網を張っており、保険などがダシに使われることもあるでしょうが、何やかんやで人を集め、上手に少しずつ、お金を収集しているようですね。

一方の右翼団体は、尖閣諸島問題にいち早く警鐘を鳴らし、自ら上陸して灯台を作成した「日本青年社」が今回の石原都知事との絡みで有名ですが、集金システムでいうと、左翼団体にかなり劣っていると推察します。

さて、そろそろ本題に入ります。JSCRS報告ですが、あれからだいぶ日にちが経ち、帰ってきた当初の熱気が完全に冷めております・・・。とはいえ、箇条書きのメモを残しておりますので、それを一挙公開いたします。

第27回JSCRS

・フォルタス ペリスタのビトレク

・エリプスは縦に上下しているだけ。横には振動していない

・S大教授T先生ハイドロしない!!

・IFIS20%くらい吸引圧、流量を下げる

以下、ICL

・耳側角膜切開3mmで、惹起角膜乱視0.4程度

・若者は羞明が強いので顕微鏡光量は少なく

・パンフレット、紹介カードはスタッフからの手渡し

・カウンセリングスタッフは専属としない〈レイ眼科〉

・角膜残存ベッド300は残す

・レーシックで150マイクロ以上は削らない

・収差が落ちないので、夜間運転者はICLが有利

・ICLはLIがネック。若い方は痛がる

・ICLの良さをスタッフに。勉強会を何度も開催

・術前視力検査ベストの中のベストを出す

・ICLサイズ迷った時は大きめ

・3.2mm弧状ナイフがICL挿入にピッタリ

・Cグループのドン、I先生のマニュピレーター使える

・術中に虹彩切除で良い

以下、フェムトセカンド白内障手術

・アルコン、ボシュロム、AMOが各々マシン持ってる

・市場に受け入れられるか?

心理的に不安定な患者さんは難しい

・自己負担のプレミアムレンズが対象

・フェムトセカンドレーザーでの破嚢もある→ガスが充満してしまう

東の横綱スーパースターS Dr講演(だったような気がする・・)

・乱視1.25以上は矯正

・斜乱視は最もQOL低い→脳における感覚の違い

・1/3の症例が乱視矯正必要

・トーリックIOLやや小さなCCCセンタリング大切

・乱視0.75D以内が、目標

・ほとんどの軸変化は術後24h以内

以下、一般口演(だったような気がする・・)

・マルチ患者さんは、波面センサー活用

・両眼同時白内障手術→術後度数を考えると別々、原則は片眼ずつ

・両眼同時白内障手術→片眼やって、1時間後異常ないかチェックし、もう片眼を全く別の目としてやる

以下、縫着について

・アスフレックス10-0縫着用針

・サイドポートセッシ

・7mmレンズ

・縫着エキスパンダー→パクレンで先を焼き潰して丸くして固定

・縫着症例で紛争が増えている

・最初から、状況によっては二回に分けることもあり得ることを説明しておく

以下、アクリソフランチョン

・視力低下に関係ないことはない

・表面光散乱→IOL表面下に局在→SSNGナノオーダーグリスニング

・加速劣化試験ではOK

・SSNG高次収差はやや上がる

・替え歌最高

以下、東のスーパースターS先生講演

・SMILE→フラップレスLASIK→3mmから切除角膜を取り出す

・5D以上の角膜切除は収差の増大をもたらす

・ICLはLASIKに勝る

・長眼軸眼は、ICL術後も眼軸が伸びていた&核白内障の進行

・hole ICL

・屈折矯正術後LASIK術後の平均年齢52歳→水晶体収差も相まって

・26mm以上長眼軸眼は1.79%と白内障術後高率でRD

・前眼部OCTを用いることにより、屈折矯正術後のcatオペの精度上昇

・大災害後にはLASIKが増える

徐々に思い出してきましたが、LASIKをさらに小切開から施行し、角膜知覚鈍麻などの合併症を克服しようとする、S先生の「SMILE」は、S先生らしくて素晴らしいと思いました!やや、手技は煩雑そうですが、進化を遂げれば、近い将来、標準術式になる可能性は十分に秘めていると感じました。

A社IOLランチョンに関しては、結構、誠意を感じました。実際の加速劣化試験での結果を見ていると、新製法のIQは、使っても問題ないのでは?と感じました。ただ、マルチのIOLが変更されるまでまだまだ時間がかかるとのこと。それが済むまでは、A'社テクマルにある程度のシェアが奪われるのは致し方がないところだと思います。

両眼同日白内障手術を施行しているクリニックも、ボチボチ出てきておりますね。時代はどんどん進んでおります。

本日は以上でございます〜。