最近の雑感 by B

早いもので7月も半ば。今年は梅雨もあっという間でしたね〜。

Bの家では、長男が小6。そう、お受験の夏でございます。現時点では模試でも悲惨な点数を取り続けており、妻はストレス満タンでございますよ。なのに長男には全く自覚が感じられず、昨晩も23時頃、Bはテレビを見ながら携帯をいじくっておりましたが、妻が長男の勉強部屋を覗きに行った後、長男の泣き声と妻の罵声が聞こえてまいりました・・・。何かと思い、現場に駆けつけると、長男は勉強してるふりをして、DSをやっていたことが発覚!!

ホンマに頭痛いです・・・。(ToT)

お受験に対するBの基本スタンスは妻にまかせっきりでした。どちらかというと、父親はあまりガミガミ言わずに、面白い話やプロ野球の話などをし、たまにキャッチボールなどしつつ、子供のストレス発散役であるべきと考えておりましたが、それでこの体たらくなので、妻と相談の結果、Bも子供の勉強を見ることになってしまいました・・。ちょっと憂鬱であります・・。

実は先日、飲み会で、息子さんが今年見事難関校に合格された先輩Drから「俺の息子も夏休みまではダメ野郎やったけど、あまりにチャランポランやったから、夏から俺が厳しく勉強を教えるようにし、何とか受かったわ〜」との話を聞き、帰ってから酔った勢いでその話を妻にしてしまったんですね・・。口は災いのもと・・・、いえ、頑張ります・・。

7月21日に参議院選挙がございますね。今回は自民党圧勝が予想されております。安倍首相ファンのBといたしましては喜ばしい限りでございます。出来れば自民党単独、もしくは改憲勢力参院大多数を占め、憲法改正の道筋をつけて欲しいと考えております。

他党ですが、民主党は最早瀕死の様子。一度政権を取ってしまうと、幾ら現在のアベノミクス批判を繰り返した所で空しく響くだけですね。共産党社民党、生活、みどりなどと、左翼リベラル票を食い合っている様子。民主党は早く分裂して、左翼リベラルが大同団結した方がわかりやすいと思います。

一方の維新ですが、橋下氏の慰安婦発言であっという間に凋落してしまいましたね・・。今まで順風満帆で来ていた橋下氏ですが、ここは忍耐の時期でしょうねぇ。Bは基本的に嫌いじゃないです。石原氏もそうですが、逆風だからと大衆に阿ることなく、自論を押し通して頂ければ、またいつか浮上のきっかけはあると思います。

今の日本は、左翼リベラル政党が多いわりに、保守派にとってはあんまり選択の余地がありません。そういう意味でも、維新には頑張って欲しいのですが。現時点では、石原氏と橋下氏の合体が裏目に出てしまっておりますねぇ。

お仕事ですが、最近は毎月100件前後の手術をやっており、非常に忙しくしております。

先日初めて、A社エクスプレスを用いた緑内障手術を施行致しましたが、やっぱり全然楽ですね〜。B世代の手術医は、縫合する機会が非常に少ないので、縫合自体にストレスを感じてしまいます。エクスプレスを用いれば縫合が少なくて済みますので、それだけでも非常なメリットかと思います。

白内障手術では、先日久々に破嚢しちゃいました・・。(><)

PEあり、散瞳径3〜4mmしかなかった難症例眼ではありましたが、破嚢理由は、一言で言えば「Bの慢心」でございます・・。

オペは八重氏剪刃にて、瞳孔の虹彩全周をチョコっとずつ切開し、散瞳径を確保。何事もなく、フェイコをしていたのですが、3/4くらい核を処理した時点で「アリ??破嚢しとるやないかい!!!Σ(°д°lll)」と気づきました・・。

何と、CCCが繋がってない状態でフェイコをやっており、亀裂が後嚢にまでまわりこんでしまったようです・・・。超初歩的なミスです・・。(ToT)

自分的には、CCCが普通に出来ていると思い込んでおりました。後で動画を見直しても、最後は前嚢をつまんだセッシをグ〜ッと奥にやっており、前嚢切開が完成しているように見えるのですが、自分がそう思い込んでいただけで、皮一枚で前嚢片が本体とくっついていたようです・・。やはり、散瞳が悪く、皮質混濁も強い症例はトリパンブルーなどで染色した方が確実ですね。

ほとんどの前嚢はしっかり残っていた為、前部硝子体切除後、IOLループが前嚢亀裂にかからない方向でoutに固定出来ました。視力もちゃんと出ておりましたのでやれやれですが、実は少し皮質が硝子体腔に落下しておりますので、これが上手いこと吸収されるまでは安心は出来ません。もし、強烈な飛蚊症を訴えられれば、また取りに行きます。今のところは大丈夫そうです。

新医院建設に関しては、現在銀行と交渉中ですが、莫大な額の借金を背負うことになりそうです・・・。ボロいですが、このまま現医院で診療をやり続ければ、リスクもなく安穏と生活出来ることはわかっているので、たまに弱気の風が吹くこともあります。しかし年齢を考えると、大借金を背負うなら若い方が良いので、気を奮い立たせて勝負に挑みます!!アベノミクスで大胆な投資減税を行うなど、何とかしてくれませんかねぇ・・。

レーザーフェイコ、もしくはレーシック用の器械に関しては、現時点では、もう少し様子を見ようと考えております。新医院に合わせて導入と当初は考えておりましたが、ちょっと、値段が高すぎますわ・・。

特にレーザーフェイコに関しては、値段の割に、自分の手作業での手術と有意な差があるとは到底思えず、正に「客寄せパンダ」的な意味合いが強くなるため、慎重にならざるを得ません。アベノミクスで大胆な投資減税が施行されるならば考えます。現実的には、借金返済が滞りなく行けそうなメドがついたら考えるということになりそうです。

とは言え、水晶体再建術の点数が、いつまでも現在の水準でいてくれるとは考えてませんので、近いうちに、「保険診療」と「自由診療」の両輪体制へ移行せねばならないことも承知しております。世の中の情勢を見極めつつ、舵を取っていきたいと考えております。

いやはや、手術開業医は大変ですよ・・・。勤務医の先生で現在恵まれた環境(勤務病院で多数症例をこなしつつ、他院バイトもあり、収入的に安定している)におられるならば、手術開業はお勧めしないですね・・。

今回は弱気な感じですが、本日は以上でございます〜。(^^;)