レーザーフェイコ by B

光陰矢のごとし・・・。7月も終わりかけですね〜。今回含めて、ブログアップが月2回ですが・・・、もう少しアップ出来るようにします。

大変遅くなりましたが、参院選の結果についての所感をば。

大方の予想通り安倍自民の圧勝でした。維新も存外奮闘し、議席を伸ばしました。やはり、橋下氏の慰安婦発言に対し、マスコミのネガティブキャンペーンほどには国民は悪感情を抱いていなかったということでしょう。B的には、勿論大満足です。(^^)

さらに、民主党社民党、生活、みどりらの左翼リベラル候補者が多く敗北を喫し、在京大手マスコミの思想とは裏腹に、国民的には、明らかに「保守への回帰」の流れを感じまする。喜ばしい限りでございます。結局、左翼リベラル思想の方々の票が散ってしまい、一番キャラが経っている共産党とヤマモトタロウが票を伸ばしてしまったということでしょうか。ヤマモトタロウが当選しましたが、左翼陣営は彼をリベラルの旗手に持ち上げて突破口を開くしかないんじゃないでしょうか。小沢氏は多分考えてると思います。と言いつつ、次の衆院選で、時代遅れの左翼リベラル政党は消滅する事を期待しております。。これからは左翼も現実に沿った国防や外交を打ち出して行かないと生き残っていけませんよ。「日本が謝りつづけていればアジアは平和」「日本が武器を持たねば世界は平和」と言った、極楽トンボユートピア思想にいつまでもかぶれている人は落選しますね。新たな左翼、「新左翼」を模索してもらいたいものです。

ところで、先日、京都で行われた、屈折矯正系の勉強会に参加してまいりました。

一番ビックリしたのが、白内障手術界のカリスマである、フェイコチョッパーのN先生も、レーザーフェイコを導入されてるんですね〜。ご発言を聞いていると、現在の白内障手術手技は行きつくところまで行きついてしまい、全く刺激を感じなくなったため、新たな刺激を求めてフェムトレーザーを購入されたとのこと。やはりカリスマは刺激を求めるのですね。(^^;)

諸先生方のお話を聞いておりますと、「通常のオペより平均8分増し」「コストを考え出したらやってられない・・・」とのことで、現時点では「将来、おそらく主流になるであろうから、いち早く導入した」という意味が強そうです。

ビ先生ら、白内障手術業界のスター先生らは、学会発表を続けて行かねばならないお立場なので導入せざるを得ないでしょうねぇ。

来年あたり、白内障用フェムトレーザーが厚労省の認可をゲットするかもという噂もあります。そうなれば、医療機器として大手を振って使用できますので、一気に使用率が高まることになりそうです。

フェムトレーザーcataractが、かつての「超音波手術装置」の登場になぞらえられてましたが、Bはそれは、フェムトレーザーを持ち上げすぎだと感じました。正直言いまして、ECCE→PEAの際は「有意な小切開化」という明らかな進化がありましたが、現時点でのフェムトレーザーcataract surgeryと熟練した術者によるマニュアルフェイコsurgeryを比較した場合、「正確正円CCC」以外に大きな進歩はないと感じます。

本当にフェムトレーザーcataract surgeryが主流になるには、正確正円CCCが必須となる「調節型IOLの登場」を待たねばならないような気がします。もしくは、レーザーによって核を切り刻む技術が格段に進歩し、熟練術者のマニュアルフェイコsurgeryよりも明らかに短時間かつ安全に終わるようになってから、更に言えば、マニュアルでは絶対に出来ないような小切開からオペが出来るようになってからではないでしょうか。

とういわけで率直なBの感想は、現時点では購入する気はナッシングでございます。新医院建設に莫大な費用がかかっておりますし、一応、置くスペースは確保しますが、新医院の目玉としていきなり導入するつもりはございません。だって、お金ないっすもん・・。(ToT)

とは言え、これからどんどん進化し、上で述べたようなことが可能になる日が来るかも知れません。今後注目の新技術であることは疑いようもございません。注視していきたいと考えております。

本日は以上です〜。