電子カルテ導入準備中 by B

ここ数日で、めっきり秋めいてまいりましたね〜。

今年はあれだけの猛暑だったにも関わらず、昨年のような節電要請は基本的にありませんでした。Bは原発再稼働賛成派ではありますが、現状でも何とかなりそうな気もしますねぇ。ただ、一時あれだけ喧しく論じられていた、「日本のエネルギー政策の今後」はどういう方向性になったのでしょうか。どう考えても、今後新たな原子力発電所を国内に作ることは不可能でしょうが、世界では原発を新たに必要としている国はたくさんあるので、古くなった原発の廃棄方法や廃棄物処理に関する技術を磨くとともに、既存原子力発電所の管理能力を磨き、今後も引き続き、世界に安全な原発を供給する体制を構築することは必須であると思います。

経産省のHPを見ておりますと、「天然ガスシフト」が具体的に論議されているようであります。アメリカでのシェールガスの生産拡大によって、天然ガス価格が大幅に下落しているのと、87%を中東に依存している原油と違い、天然ガスはアジア、オーストラリア、ロシア等、様々な国から輸入しているので、安定供給性に強みがあるそうです。http://www.meti.go.jp/committee/sougouenergy/sougou/kiban_seibi/pdf/report01_01_00.pdf

という訳で、Bの新クリニックでは、オール電化ではなくガスも併用にし、空調は「ガス空調」を導入することにしました。新しい技術ですが、ランニングコストが低減できるらしいのと、国の政策誘導で補助金が出ます。経産省の作戦に乗ってみます〜!

さて、当院は遅ればせながら電子カルテを導入することとなり、現在スタッフとともに鋭意準備中でございます。とは言え、基本スタッフに任せっきりで、Bはたいしたことをしていないのですが・・。

最初は、紙カルテを全てスキャナー取り込みするなど、どえりゃーことになるのでは・・・と危惧していたのですが、実際は、導入後、来た患者さんで必要な分をサマリーとして電カルに入力することによって少しずつ紙カルテを減らしていくということで、スキャナー地獄とかはないようですね〜。OCTやハンフリー視野検査等、すでにコンピュータ内に過去の検査データが記憶されているモノは、そのまま取り込めるようで一安心です。

今、色々と指導を受けながら、電カルをいじくっておりますが、まぁ、Bはパソコンやアイフォンなどもいじくり倒しておりますので、さして問題はなさそうです。問題は携帯メールも送れない大先生(親父)ですが、親父に今さらパソコン教室に通わすわけにもいかないので、親父は今まで通り紙に所見を書いてもらい、それをシュライバーが入力するか、邪魔臭かったら、その紙ごとスキャナー取り込みで保存することにします。

電カル導入に合わせて、無散瞳でも広角眼底撮影可能なオプトスも導入しちゃいましたので、電カルで診療を始めるのが楽しみでたまりません!!今はせっかくのオプトス広角撮影像も、L版のプリント用紙にプリントしており、小さすぎて余計わかりにくくなっておりますので・・。

取りあえず本日で、大体の機能説明や、基本的ないじくり方の説明は終わりましたので、来週は模擬患者を使ってのオープン戦をします。2度ほどやってから、9月の半ば頃に電カル診療開幕予定ですが、新規開業と違い、職員らの仕上がり具合がイマイチな場合は、別に数週間延ばすことも全然可能ですので、その辺りも気楽です。

ただ、導入コストは当然1000万円以上であり、医院移転時にプラスαのコストもかかりますので、かなりの高額設備投資でございます・・・。アベノミクスでどうにかしてくれませんかねぇ・・(^^;)

取りあえずの近況報告でございました。本日は以上でございます。