スリットランプ選び by B

皆さま、ご無沙汰しております。今年の関西は、梅雨が空梅雨気味だった分、8月の夏休みシーズンは雨ばっかりですねぇ・・・。

Bも8月9日より休暇を取って、家族で旅行に行く予定でした。ちょうど、その期間は、長男が前日8日早朝より中学のクラブの合宿で四国に行く予定でした。長男以外の家族で旅立つ予定でしたが、何と、台風の影響で四国が豪雨にさらされ、一度は四国に向かったものの、合宿が中止となって長男が夜中に帰宅するというアクシデントが発生!旅先への航空券をもう1人分、急いで手配しようとしましたが、当然取れず・・・。んで、結局、長男一人だけ自宅に残して旅行に行くわけにもいかず、旅行自体をキャンセルしました・・。仕方ないっす。
(´・ω・`)

さて、このニュースは触れないわけには行きません!

朝日新聞の事実捏造問題は、はっきり言って、心ある保守系の日本人全てがとうの前に認識していたことです。Bもこのブログで再三、左翼メディアのおかしさを指摘してきたつもりでありますが、時代の流れと言いましょうか、時代のうねりによって、ついにこのような日が来たかと、感慨深いものがあります。これで、テレビしか見ない層の方々も、反日左翼マスコミの欺瞞性を認識し始めたことでしょう。

朝日新聞は、どの識者も指摘しておりますが、中途半端な謝罪で、問題をすり替え、何とかこのまま逃げ切ろうと画策しております。これを絶対に許してはいけません!!!

橋下氏が、朝日新聞記者に橋下節を炸裂させております。

正に橋下氏の仰る通りですね。朝日新聞社長は国会証人喚問に立ち、謝罪会見を開き、誠心誠意、日本の国益・誇りを毀損しまくった己が罪に対して、涙を流して謝り、反省してもらわねばなりません。

青山繁晴氏も言ってましたが、これは「朝日新聞の終わりの始まり」でしょう。事実が明らかになり、日韓関係が正常に戻ることを心より願っております。

では、本題です。

Bは長らく、親父時代から使っていたJ社のスリットランプを愛用しておりました。

かなり古い代物だったのですが、必要最小限の機能はついており、何より非常にシンプルで使い勝手が良い所が気に入っておりました。古いとはいえ、画像の映りも、全く問題ないレベルでしたので、新医院にも持っていこうと思っておりましたが、ついにここにきて壊れてしまいました!!厳密に言えば、顕微鏡自体は壊れてはいないのですが、得られた像をモニターに映し出すカメラが壊れてしまい、顕微鏡自体が古いのでそれに対応するカメラがもうこの世にないとのこと。仕方がないですねぇ。

と言う訳で、新たなスリットランプを探すべく、色々とデモしております。

当初は、「あんなに古いスリットランプで満足していたのだから、最新のスリットランプならば何でも満足できるやろ」と全く長期化を予想しておりませんでした。

が、しかし・・なかなか見つからないものですわ〜。(ToT)

まず最初にデモしたのが、元々使っていた縁でJ社の最新フラッグシップ機種を試しました。

ところが、スリット長が何故か8mmまでしかないのが不満でございます。水晶体や前房の断面を見るのは問題ないと言えば問題ないのですが、何か中途半端な長さで生理的に合いません!また、自分で実際に診ている像と、モニターに映し出される画像の大きさが同じではなく、やたら大きく映るのです。Bのクリニックでは眼瞼手術の方も多く、ディフューザーかつ弱拡大で眼瞼縁がどのくらい瞳孔に掛かっているかなどを映して説明していたのですが、モニターではデカく映り過ぎて、素人の患者さんには、どこが映されているか、非常に理解しづらいです。また、様々な機能がついており、そのせいで、患者さんの目とこちらの距離が離れているので、睫毛を抜くときにやりにくいったらありゃしない!勿論、Bの腕が短いのが一番大きな理由ですが(ついでに足も非常に短いです・・)、合わないものは仕方がないので却下とあいなりました。

その次に、Bが愛していたJ社スリットの後継機を使用しました。B的には、「それがあるなら最初から持ってこいや」と感じたわけですが、さすがにそれは見え方、及びモニターに映る色調も慣れ親しんだ色合いで、全く問題なく、very good評価です。しかしながら、モニター画像が実際よりもかなり拡大して映っているところがネックで却下となりました。逆に言えば、そこさえ解決されれば決まりなのですが、どうしても出来ないようです・・。

こんなはずではなかったのに・・と思いつつ、次は久々登場のT社のスリットランプを試しました。

T社スリットランプも、多機能がついており、Bの求めるシンプルスリットランプとは、少しコンセプトが離れております。B的には、操作が簡便で、そこそこ見えればよいのですが、T社はそれぞれをマニアックに追求しており、結果、見たい像を得るのに、色々操作が必要となります。T社営業の方は、かつての事件の後、担当が変わり、粉骨砕身、当院にへばりつきで色々頑張ってくれましたが、やっぱ、操作が多く複雑なのがネックでございます・・。

次に、ブランドであるZ社のスリットランプをデモしました。このデモは、ややいわくつきであり、Bは愛用スリットが壊れる前から、「一度デモさせて〜」と依頼していたのですが、ディーラー及びZ社営業マンのチョンボで忘れ去られてしまっていたようで、半年以上お預けをくらっていたわけです。

デモを待っているウチに愛用機が壊れてしまったので、B的には怒り心頭でございます!で、「オイラとは付き合いたくないってことやな。Z社のマシンは一生買わへんわ!アバヨ!!」と捨て台詞を吐いて、怒りをぶちまけたわけですが、その後、Z社営業マンが上司連れで謝罪に来て、懸命にリカバリーを図ったため、その泥臭い営業根性にBが根負けし、デモした次第です。

で、結果ですが、悔しいけど、Z社スリットはまずまずBの要望を満たすものでした。画像解像度は素晴らしいですね。単にBは古臭いマシンに慣れていて、LED光に違和感を感じているだけかもしれませんが、従来のハロゲン光に妙な安心感を覚えてしまうのですねぇ。実際像とモニター像の倍率違いがないのもグッドです。ただ、不満がないわけではありません。Bは白内障手術前の患者さんは、水晶体断面を撮影し、それを手術前日にチェックしてオペの作戦を考えるのですが、拡大して水晶体を撮影すると、なぜかハローみたいなものが映り込み、(全てではないですが)シャープな像にならないんですねぇ。営業の方も一生懸命、改善策を模索してくれてはいるのですが、そこが不満であります。

現在デモしているのは、I社の最新スリットランプです。これは、「シンプル操作」を謳っているだけあって、操作感はなかなかgoodであります。Bは、多分他の先生に比べて、かなりフルオで染めて角膜を観察するタイプなのですが、I社スリットランプはジョイスティックにボタンがついており、そこをプッシュすることによって、瞬時にブルーフィルターが入るのです。これは、良いです!ただ、グリーンフィルターもかまさないと軽微なSPKは映って来ませんので、同時にグリーンフィルターも入れば良いのですが、そこは手作業です・・・。詰めが甘いなぁ・・。あと、光量をマックスにしても何故か光が弱く、水晶体断面撮影像はイマイチです・・。逆に言えば、ディフューザーで撮るときは、光量が弱い(柔らかい?)ので、通常観察モードでそのまま光量を弱めスリット幅を広げれば全体像を撮影できてしまいます。それはそれでオカシイですねぇ。モニターに映る画像もやや黄色がかっていて、自分の目で見ている像と少々違っているのも不満です。

今まで述べたような点は、わかってる人がいじくればすぐに対応できそうなものですが、一番の不満はI社の方が来たのが取り付けの日だけで、あとはほったらかしなんですね・・・。結構いい線行ってるのですが、決め手には欠けます。

正直、Bはそんなに高い要求をしているわけではなく、

・睫毛抜去が楽な姿勢で行えること

・シンプル操作(フルオで染色後のブルー&グリーンフィルターの操作性・ディフューザーにするときの操作性)

・自分の見ている像とモニター像がほぼ一致していること(色合い・大きさ)

・拡大しての水晶体断面撮影像の映り方

これさえ、クリア出来れば何でも良いんです!!ホンマに・・・。
(^^;)

でも、なかなかどれもしっくり来ないんですねぇ。超古い顕微鏡で満足していたので、最新の顕微鏡でクリア出来ないことなどあり得ないと思うのですが・・・。

ただ、外来診療のスリットランプは、手術顕微鏡や手術マシン以上に長時間、観察するものですし、本当に自分が納得するモノにしたいと考えております。

Drそれぞれのこだわりがあるので、Bがデモした顕微鏡それぞれはBにイマイチ合わないだけで、他の先生にはベストフィットすることも当然あるでしょう。あくまでもBの個人的感想なのでご了承ください。

もうしばらくデモ生活は続きそうです・・。デモも疲れるんですよねぇ。迷える子羊状態です。。本当は早く決めてしまいたいのですが。

本日は以上でございます!スリットランプに対するこだわりや、お勧めマシンがありましたら、是非コメントください!宜しくお願い致します〜。